鹿児島県 沖永良部島の料理店 西郷食堂, 和(なごみ), 味処ふるさと,中華料理 来来
投稿No:9592
沖永良部島の料理店 エビ カニの西郷食堂 沖縄料理和(なごみ) 味処 ふるさと 沖永良部島のご飯はどんな料理? 新鮮な島野菜と海の幸 農業が盛んな島なのです
伊勢えび料理 西郷食堂
西郷隆盛のゆかりの地をまわり、
西郷食堂という
地元では有名なお店に行ってみました。
名前の由来は、店の前の浜辺は
西郷隆盛が薩摩藩から
流刑人として上陸してきた史跡だからです。
この西郷食堂は、海鮮料理屋です。
店主が海に潜り、伊勢海老や夜光貝など
新鮮な海の幸を獲ってきているそうです。
店内には、大きな生け簀がありました。
アサヒガニのボイル
店内に、アサヒガニのボイルがありますと
貼り紙があったので、頼んでみました。
アサヒガニとは店頭などにも滅多に入荷しない、
珍しいカニです。
国内では主に九州南部で漁獲され
市場に出荷されていますが、
味の良さと希少性から
高級ガニとして扱われているそうです。
見た目はカニとエビの中間のような、
不思議な形をしています。
このアサヒガニは、横歩きではなく、
前に歩くそうです。
ボイルで食べて、雑炊でも頂きました。
片山正喜さんも一緒に
みんなで食事を頂きました。
やはり食事は賑やかな方が美味しいです。
西郷食堂では他にも
伊勢海老や魚の煮つけなどを頼み、
大満足でした。
島の飲食店は
郷土料理などだけではありません。
普通の街の中華屋さんもあります。
「中華料理 来来」です。
せっかくなのでお店に入ってみました。
ここではレバニラ炒めや、
ラーメンを頂きました。
営業25年、沖永良部の老舗中華料理店だそうです。
海鮮や郷土料理も美味しいですが、
こういう食べ慣れた街の中華も安心感があります。
沖縄料理店「和(なごみ)」
お蕎麦、海鮮料理、中華、と食べたので、
次は沖縄料理を食べる事にしました。
沖永良部島では、味付けや、
生活スタイルなどを含めて、
沖縄の文化の影響が
かなり色濃く反映されています。
そのため、ゴーヤや麩などのチャンプルーは
もはや定番の家庭料理だそうです。
ここではゴーヤチャンプルーの定食や
ラフテーなどを頼み、
久しぶりに沖縄料理を食べることが出来ました。
「味処ふるさと」
このお店は、天皇皇后両陛下へ料理を振舞った
料理人のお店があると、
紹介をして頂いて来ました。
料理が美味しいと評判のお店です。
以前のブログでも紹介した通り、
2017年に天皇皇后両陛下が
沖永良部島へ訪問しました。
その際に、料理を振舞ったシェフです。
お店には、その時の写真が飾ってありました。
沖永良部島の中心にあるこのお店は
静かで落ち着いた雰囲気でお食事ができます。
料理は和食ですが、沖永良部島産の食材が
ふんだんに使われています。
島料理をはじめ創作料理も楽しめます。
新鮮なお魚や釜めし、お吸い物など、
懐石料理を頂きましたが、
どれもとても美味しかったです。
島の周囲は遠浅の岩礁が多いため
さまざまな種類の貝を獲ることができ、
日常的に食されているそうです。
このお店の店主は、
大阪の法善寺横丁と福岡で修行をして、
沖永良部島でお店を構えたそうです。
法善寺横丁といえば、藤島武夫の
「月の法善寺横丁」という曲があります。
店主さんの雰囲気も良く、
良い時間を過ごすことが出来ました。
実は、沖永良部島は農業が盛んなため
いつでも新鮮な島野菜があり、
海の幸にも恵まれています。
島全体が平坦で農耕地に恵まれ、
全体の48%が農地であり、
そのほとんどが畑地です。
また、農業産出額は年間約113億円と、
島の基幹産業になっています。
奄美群島で農業産出額は約300億円であり、
沖永良部島の農業産出額は
その約3分の1を占めています。
農業を仕事とする人の割合も、
全国が4%であるのに対し、
沖永良部島では33%と非常に高い状況です。
農業が主産業の島で特にサトウキビ、
ジャガイモ、花き栽培が盛んです。
農業が盛んな本島では、
さとうきびを基幹作物として、
花き、野菜、葉たばこ等の耕種作物に
肉用牛を組み合わせた複合経営が行われています。
(参考:九州農政局)
フローラルホテルの食堂
どんなものがあるのか、
来るまで分からなかったですが
どれもとても美味しく、大満足でした。
沖永良部島では新鮮な海の幸や
島野菜を楽しむことができます。
沖永良部島の食文化は沖縄とよく似ていますが、
ここでしか食べられない郷土料理もたくさんあります。
こちらは沖永良部島の桑の木から収穫した、
桑の葉を練りこんだえらぶそばです。
おきえらぶフローラルで頂きました。
話題の健康食品の桑の葉の粉末を
小麦粉と練り乾麺に仕上げたお蕎麦です。
ひと口食べると桑の風味が口に広がります。