淡路島は信仰の厚いところ 洲本市 先山・千光寺 春は新緑、秋は紅葉 見ごたえがあります

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淡路島は信仰の厚いところ  淡路島の先山・千光寺へ行ってきました 絶景を一望できます

春の陽気でとても温かく、

お天気もよかったので、せっかくなので

新緑を見に行こうと、奥さんと話して

久しぶりに、兵庫県洲本市にある

先山・千光寺へ行ってきました。

この千光寺は2018年の紅葉の季節に

一度行ったことがあります。

(過去ブログ:紅葉がきれい 別格本山洲本市先山の千光寺

この千光寺は、

淡路四国八十八ヶ所第一番の札所になっています。

前回、千光寺へ足を運んでから

約5年ぶりの訪問です。

ついこの間、と思っていましたが

もう5年も経っていたと思うと驚きです。

千光寺へ行くには、道幅はうんと狭く、

対向車とすれ違えるかギリギリの幅しかありません。

どんどんと走り進めて、千光寺へ到着しました。

先山・千光寺とは

先山という、イザナギ・イザナミの二柱の神が

国生みの際に一番始めにできた山で、

その先山の頂上につくられたお寺が千光寺です。

先山は標高448mあり、別名、淡路富士とも呼ばれています。

先山の山頂に位置し、

古くから人々の信仰を集める千光寺には、

大猪に化身した観音菩薩に導かれた狩人が

この地に千光寺を開基したという

不思議な縁起が伝わっています。

(参考:淡路島観光協会

新緑の季節で、

木々の緑がみずみずしく、

色鮮やかでとても綺麗です。

車を降りてから本堂へ行くには

長くて急な石段を昇って行かなければなりません。

これだけで、いい運動になります。

登りる終わる頃には、息切れするほどです。

この石段の登り口のところに

樹齢1000年を越える見事な大木が

石段を登る前のパワーを授けてしてくれました。

今回も、この見事な大木に、

パワーをくださいとお願いをしてきました。

パワーをもらったおかげで、

やっとお寺へたどり着きました。

新緑がとても綺麗で、

石段の疲れを癒してくれます。

新緑を見ると、新しい芽吹きに希望を感じ、

気分が明るくなります。

前回来たときは、紅葉の季節だったので、

紅葉のどこか寂しさを感じるような景色とは真逆で、

違った一面を見ることが出来ました。

見える景色は絶景です

仁王門の手前に、絶景を眺められる場所が用意されています。

椅子に座って、のんびり景色を眺められます。

ここから洲本を一望でき、

洲本八景にも選出されている景色です。

ここから見る景色も一面新緑で

生き生きとしていて、

今日はここに来てよかったと、思えた瞬間でした。

麓の街には、玉ねぎ畑が見えます。

今はちょうど玉ねぎが旬の季節です。

これぞ淡路島、という景色をこの千光寺から

見ることが出来るのです。

秋の千光寺なら

夏が終わり、秋を迎え

そして、間もなく冬に向かいます。

晩秋の千光寺から見た洲本方面の山の峰です。

新緑の洲本方面は、輝くような

新しい命の息吹を感じます。

そしてさらに石段を上がると

仁王門が見えてきました。

ここを登れば、やっと本堂へ行くことが出来ます。

手すりを掴みながら、

ゆっくりと登っていきました。

仁王門には左右に立派な仁王像がいます。

やっと本堂へ到着

急な石段登って、本堂へたどり着きました。

達成感でいっぱいです。

山の上ということもあり、人もあまりいないので、

のんびりと見て回ることが出来ます。

ここ千光寺は、狛犬ではなく、

狛猪が神前を守っています。

狛猪とは珍しいです。

お堂の前で手を合わせてお参りをしました。

ゆっくり見て回りました

右手には、三重の塔、

左手には、大きな釣り鐘を容している鐘楼があります。

鐘楼に行って、鐘を叩こうと

綱を引いても、小さな音しか出ないように、

振り子が幅を制限されています。

秋の紅葉 春の新緑 三重塔

秋の紅葉の千光寺と、

新緑千光寺を比べてみました。

どちらも見ごたえのある絶景です。

今日の新緑見学は終わりです。

こんな山の上に、これほどまで立派なお寺を

重機のない時代によく造ったな、と、

昔の人は偉いね、と奥さんと話しながら

ゆっくり階段を下りていると

猫がお見送りをしてくれました。

紅葉の季節も、新緑の季節も

とても綺麗で、山頂から観れる景色も絶景なので

ぜひ、機会が有れば足を運んでみてください。

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