淡路市浅野 秋は紅葉と春は桜の浅野公園 不動の滝と不動明王に続く紅葉

投稿No:9572

淡路市 浅野公園に紅葉狩り さらにその先に、不動の滝と不動明王

浅野公園の紅葉

12月に入ると、一気に冷え込んで来ました。

紅葉も紅くなるころです。

快晴のお天気で、空気も澄んできて、

紅葉を見るにはベストな時期です。

選んだ先は、淡路市浅野公園です。

あわじ花へんろ 第十一番「花の札所」 浅野公園

淡路の山道は、対向車が来たら、

退るしかないほどの細道です。

浅野公園までに対向車が来ないように

祈りながらの細道を進みました。

浅野公園にはイノシシ防御柵

浅野公園全体を、

イノシシ防御策が囲っていました。

猪は、芝生を掘り返して、虫を食べるようです。

アップダウンが少なくなだらかな道が続き、

お散歩がてら見事な紅葉が楽しめます。

瑞々しい木々が織りなす鮮やかな風景

浅野公園は、春は桜、

晩秋は紅葉の見どころです。

紅葉の木の数は、多くはないものの

紅く染まった紅葉の大木があって、

見ごたえのある紅葉狩りになりました。

辺鄙な山奥にあるので、訪問者も少なく

寛いだ紅葉狩りができます。

神田原開拓記念碑

お米が主たる農作物であった江戸時代

米を増産するには開墾になります。

重機のない時代、すべて人力で

荒れ地を開墾することになります。

開墾の苦労

志田文四郎翁が天保三年領主蜂須賀候に

神田原約二十町歩の開墾を嘆願許可を得て着工したが

弘化三年病没され神田五作翁が父の遺志を継ぎ

二十二町歩余りの田畑宅地の開墾と龍神池など

七個のため池水路の大事業を二十有余年の歳月を費やし

嘉永四年完成近隣農民の移住を図り農業の

奨励誘導に努めた功績により藩より

名主に抜擢されたが明治二十三年九月に六十三才で病没された

茲に翁の偉業を称え記念碑を建立する

平成五年十月北淡町建立
記念碑寄贈者庄野光次

参照:記念碑より

浅野公園の奥に不動の滝

浅野公園を奥にすすむと、

不動の滝の標識がありました。

不動の滝に進むには、

イノシシの防御柵から一旦出ます。

かなり滑りやすい坂道が行く手にあります。

滑らないようにと注意書がありますが、

雨の後のスロープは、

落ち葉が重なり、滑りそうです。

紅葉のじゅうたんの様にも見えます。

滑らないように、柵に捕まって歩くように

奥さんに注意をしました。

奥さんの親友が、こけて骨折し入院した事故もありました。

12月の冷え込みで、

山の紅葉は紅葉が進みました。

不動明王の鳥居

不動明王の鳥居が見えてきました。

この先に滝があります。

どこか厳かで神秘的な雰囲気が漂っているように感じます。

立派な鳥居をくぐると、お社がありました。

中に入ることができるようだったので、

せっかくなので入ってみます。

不動明王が祀られていました。

仏花も綺麗に飾られており、

どなたかがお手入れをしているようです。

大きな「おりん」があり、

鳴らすことができたので鳴らしてみました。

この大きさのおりんを鳴らすことは

普段なかなかできないことなので、

貴重な体験をしたように思えます。

軽く手を合わせて、さっそく滝に向かいます。

不動明王の鳥居の先に、不動の滝がありました。

少し水量が少ないように感じましたが、

紅葉と滝のコラボレーションはとてもきれいで、

この空間だけ、空気が澄んでいるような感じがしました。

滝を見終わった後は

入り口の方へ戻りつつ、林道を歩きます。

人も少なく静かで、紅葉を楽しむには

とても良い時間でした。

自然に溶け込んで散策を楽しみました。

もう少しすると、あっという間に

紅葉の季節は終わってしまいます。

今年もたくさんの淡路の綺麗な紅葉狩りができて、

秋を満喫することができ、嬉しく思います。

今回は晩秋の紅葉が目に眩しく盛りに魅了されましたが、

春夏秋冬四季折々の自然を楽しめる公園です。

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2022年12月7日(水)