お休みの日に、台風が来て、近隣ドライブにも行かれず、朝から飲んでいると、体にもよくありません。サンデー毎日になったら、朝から飲んで、健康管理が大変だと思います。
JR六甲道の近くの和食の店「なかむら」を、紹介され、行ってみました。味覚の秋なので、土瓶蒸しをちょびりちょびりと味わいました。
味覚の秋、味覚の秋と言いながら、料理を作るのは、食材の仕入れから始まり、下準備、味付けまではいいとして、最後の後片付けが大変なので、主婦はいやがります。
外食なら、出てきた料理を、評価すればよいので、主婦は大歓迎です。
ところが、いつも行く店が決まってきて、どこかよい店、美味しい和食の店、できるだけ、家から歩いて行ける店、となると、なかなかないのです。
そんな折りに、JR六甲道近辺に、和食の店「なかむら」を紹介してもらいました。
国道2号線から、少し南側に降りたところですが、細い路地の中にあるので、今まで気がつかなかったお店です。
夕方18時頃に行ったので、松葉博雄と奥さんは、今日最初のお客さんのようでした。おや?と思ったのは、わさびが本わさびです。ちゃんと、大きなわさびを、すり下ろしています。しかもかなり大きな太いわさびです。
これなら、味にこだわる店だと、直感です。
有線放送からは、ジャズの音楽が、低く緩やかに流れていました。
味覚の秋なので、明石の昼網で捕れたお魚を使った、刺身の盛り合わせと、味覚の秋なので、松茸の土瓶蒸しを注文します。
注文を考えながら思うのは、今日お店を開けて、どのくらいお客様が来て、どんな注文をするのか、わからないのに、ちゃんとメニューに沿った料理の素材を、あらかじめ用意しておくのは、大変なリスクだなぁと思いました。
ガシラの煮付けを食べれば、味付けの流儀がなんとなく読めます。
和食だけでなく、お肉もありましたが、注文しません。今夜は、和食を通します。
カウンターの向いには、食器が並び、一番下の段に、おなじみの三岳(みたけ)があります。ビールはやめて、三岳にします。本格的な芋焼酎、三岳は、飲みやすく、上品な、洗練された屋久島の味です。
牛すじとこんにゃくの味噌煮込み600円、あなざく(焼き穴子の酢の物)、などを食べて、最後の締めは、かに雑炊900円を、2人で一杯頂きました。
お勘定は2人で、いくらだったでしょうか?
答えは、1万円で数百円の、お釣りが出ました。ちゃんと価格表示があったので、安心して注文できます。ごちそうさまでした。
2010年9月23日(木)