洞庭蘭(どうていらん)の移植実習 「淡路景観園芸学校(70)マスターコース16 

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洞庭蘭の移植 淡路景観園芸学校(70)マスターコース16 移植

洞庭蘭の移植

洞庭蘭は、日本の固有種です。

近畿地方から中国地方の日本海沿いに分布しています。

高さは40~50センチになり、

全体が白い綿毛に被われています。

8月から9月ごろ、茎の先に青紫色の花を咲かせます。

洞庭蘭の名前は、中国にある洞庭湖の

水のように青い花が咲くことから名付けられたそうです。

花は穂状の小さな青紫色の花が

下から上へと咲いていきます。

斜面の洞庭蘭の移植

講師の指示に従って、

斜面の洞庭蘭の株を掘り起こします。

株は大きく広がっているので、

掘り起こしたら、株分けをしました。

洞庭蘭の移植先

洞庭蘭の移植先は、

西日が当たるところは避けた方が良いようです。

鉢やプランターなら、移動可能なので

秋から春は日当たりのよいところで、

半日、もしくは午後は

日陰になるようなところでも良いそうです。

乾燥に強いので、

あまり過湿にならないような場所で管理します。

鉢植えのトウテイランは春と花後に施肥をします。

花壇に植えたときは、

春先に緩効性の肥料を少量与える程度で、

多肥にする必要はありません。

鉢やプランターは、植え付け及び植え替え時に、

緩効性肥料を少な目に施します。

春と秋に月2回ほど液肥を与えるか、

緩効性の固形肥料を置肥しておけば良いそうです。

講師の指定した場所に、株分けした洞庭蘭を

手分けして移植していきました。

淡路景観園芸学校の実習花壇は

広く、数も沢山あるので、

一杯あった洞庭蘭を移植できました。

それでも、移植しきれなかった洞庭蘭の苗は

生徒が持ち帰って、各自家で育てることになりました。

キャンパスは花盛り

淡路景観園芸学校のキャンパスには、

5月の花が咲いています。

目を惹くのは、花菖蒲です。

2

芝生も伸びて来ています。

広いキャンパスには、手入れをする職員がいて

年中キャンパスの手入れが行き届いています。

個人の庭なら、こうはいきません。

職人さんに来てもらい、手入れをしなければ

直ぐに草ぼうぼうです。

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2022年5月20日(金)