南あわじ市 桜の名所 諭鶴羽(ゆずるは)ダム 周囲の歩道に桜が満開

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南あわじ市 桜の名所 諭鶴羽(ゆずるは)ダム

4月初旬の快晴の日

淡路島の桜便りの満開の情報が入ってきています。

今日は奥さんと毎年花見に訪れている

南あわじ市諭鶴羽(ゆずるは)ダムの花見に出かけました。

諭鶴羽山のふもとにある諭鶴羽ダムの周辺には、

約800本ものソメイヨシノが植えられています。

さくらの時期には、島内外から

美しいさくらを観ようと多くの人が集まります。

湖面に映るサクラの淡いピンク色がとても美しいです。

また、秋の紅葉スポットとしても人気の場所になっております。

駐車場も完備されているため

車を停めてダムの周囲を散歩しながら

桜を見て周ります。

諭鶴羽湖

ダムに集まる清水は、

標高608.5m・淡路島最高峰の諭鶴羽山から湧き出たもの。

この湖水が下流の人々の暮らしを豊かに潤し、

いつまでも人々に親しまれるように

「諭鶴羽湖」と名付けられました。

猿 出没注意の看板がありました

このあたりには野生の猿が住んでいるようで

ゴミかごから弁当を選び出し、

残っている弁当を食べ散らかした形跡がありました。

ダムの周りにはおよそ800本のソメイヨシノの桜が植えられています。

ダムの堤防に立ってダムの方向に向かい右側と左側では

散歩していて景観が違うことに気づきました。

右側の歩道は山の斜面が迫っているため

日当たりが悪く、桜の木は横に広がるよりは上空に向かって

上へ上へと伸びようとしています。

高く伸びることで少しでも

太陽の光を浴びようとしているのです。

南側の桜は横に広がるよりも上へ上へと

木の枝が伸びていることが分かります。

句基がありました

左側の桜並木には、俳句が詠まれていて

10m置きの等間隔に句基がありました。

800本の桜もその植えられている土地の環境に適合して

存続をはかっていることが分かります。

見栄えとしては横に広がって枝を鳥が羽を広げるように

広がっているほうがきれいに見えます。

ダムの堤防の中心には車を停めて

この景色に見とれていたり、

スマホで写真を撮ったりしている人が集まっています。

私と奥さんはこの堤防の端で持ってきたお弁当を

食べながら、右と左手に広がる桜並木を鑑賞しながら

お弁当を頂きました。

「願わくは 花のもとにて 春死なん その如月の望月のころ」

若い時は感じなかったことですが、

だんだんと年を重ねると、今年の桜は見ることが出来ても

来年は見ることができるのかとつぶやいてしまいます。

西行法師が詠んだ

「願わくは 花のもとにて 春死なん その如月の望月のころ」

という気持ちが伝わってきます。

奥さんと話したのは、今年のゆずるはの見学は

これまでのお花見の中で一番満開のころ

一番美しいころにぴったりと当たったような気がしました。

空は青く澄んで、山は新緑で燃えるように若い息吹を感じます。

水面は澄んでいてとても美しい景色です。

ため息が出るほど美しい桜並木をゆっくり歩いていると

時折、後ろから車が近づいてきます。

道は狭く先のないところもあるため、

誤って足を滑らせるとダムに転落したら大変です。

お天気に恵まれたため

とても印象的なお花見になりました。

 

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2022年4月9日(土)