お釈迦様(ブッタ)のお誕生日 4月8日は 花まつり

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4月8日は お釈迦様(ブッタ)のお誕生日   花まつり

4月8日は お釈迦様(ブッタ)のお誕生日

私のブッタ誕生像は金色に輝いています。

ブッタは誕生したとき、天上空下唯我独尊

と述べられたと伝えられています。

当然これは、後世につくられた神格化とおもいます。

今日は、ブッタの誕生日で、花まつりの日です。

4月8日はお釈迦様(ブッタ)のお誕生日 花まつり

私の理解では仏教というのは、

ブッタ(仏陀)の教えのことです。

お釈迦さまは、今から約2500年ほど前に実在した方です。

ゴータマ・シッダールタが本名です。

ブッダ(Buddaha)とは

「目覚める」という動詞の過去分詞形で、

広く「目覚めた人」「悟った人」を意味します。

**

広い意味では、悟った人すべてを意味する一般名詞です。

この仏陀が省略されて「仏」となり、

日本語では「ほとけ」と読まれるようになりました。

インド巡礼記

ブッダは、シャカ族の王である

シュッド-ダナと王女であるマーヤ夫人の間に、

シャカ族の王子として、

4月8日にルンビニーという所でお生まれになりました。(降誕)

そこで、4月8日は「花祭り」となり、

仏教ではブッダのお誕生日のお祝いをします。

キリスト教であれば、クリスマスのようなものです。

インド巡礼記

神戸の摩耶山は、この「マーヤ妃」からきています。

ブッダはその後、成人し、ヤショーダラーと結婚して、

子供ラーフラを儲けたのですが、

29歳の時に思うところがあり、

周りの反対を押し切って、

とうとう髪を剃って城を出て

修行生活に入ってしまったのです。(出家)

インド巡礼記

 

骨と筋になるほどのやせ細る壮絶な苦行をなされました。(苦行)

その後6年間骨と筋になるほどの

やせ細る壮絶な苦行をなされました。

インド巡礼記

ある時、苦行だけでは「さとり」は得られない事に気づき、

苦行から離れました。

そして、ガヤーという地のナイランジャナ河(尼連禅河)

をのぞむ沙羅双樹の下で深い瞑想に入り、

ついに35歳の時の

12月8日の朝にさとりを開いたのです。(成道)

そして、ブッダ(目覚めた人)と言われるようになりました。

インド巡礼記

その後、その地はブッダガヤーと言われ、

また、沙羅双樹も聖なる樹(菩提樹)として

崇められるようになりました。

それから、その覚った内容を人々に説いて導こうと決意し、

バーラーナシー郊外のムリガダ-バ(サールナート)で、

変わる事のない真理 (心の問題)人生には重要な問題があります。 

それは、心というものに対する定義です。

「心とは、いったい何でしょう」? 

喜びや悲しみ、怒りや悔しさといった感情は、

いったいどんな心の働きによって生じるのでしょうか。

いけないこととは分かっていても、

つい「嫌な奴」と相手のことを憎んだり、

嫉妬したり、怒りに胸を震わせたりするのはみんな心の働きです。

自分でもコントロールできない

心の働きを無意識の心と捉えています。

ブッダはこの世の中を四つの理(ことわり)に

分けて考えるように説明しています。

即ち、苦(く)(Dukkha)

集(じゅう)(Samudaya)

滅(めつ)(Nirodha)

道(どう)(Magga)のことです。

この “苦集滅道(くじゅうめつどう)は

四つの正しい真理と説かれています。

変わる事のないこの真理を説くために、

マダガ国で、ブッダはしばらく止住しました。

麓から霊鷲山の山頂に続く道を、

「ビンビサーラ王の道」と呼ばれています。

インド巡礼記

初めての説法をしました。(初転法輪)

その後は次々とお釈迦さんの下に

お弟子さんが集まってきました。

教団自体も成長し、

信者も増えその信者の寄進であちこちに

お坊さんが集う場所が出来ました。

その中でも日本の平家物語に出てくる「祇園精舎」と、

「竹林精舎」が有名です。

お釈迦さまはその後45年間も各地で教えを説き、

80歳になってふるさとをめざす 旅に出発しました。

しかし、途中で重い病にかかり、

クシナガラと言う地で亡くなりました。(入滅・涅槃)

出典 財団法人 仏教伝道協会 「仏教聖典」

ここまでのブッダの生涯については、

各宗派とも共通しています。

ブッダが仏教の始祖であり、

現在のそれぞれの宗派は、このブッダから発展

したそれぞれの教義を掲げています。

原始仏教から現代の各宗派までの

道のりと経過が分からないので、

頭がこんがらがっているのではないかと思います。

そこで、これからの巡礼をとおして、

初期のオリジナルな考えをまずしっかりと

理解したいと思います。

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