アサヒビール飛行船「新スーパードライ号」日本の空を駆け巡る飛行船 広告代 さて、お値段は?

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アサヒビール飛行船「新スーパードライ号」日本の空を駆け巡る飛行船 広告代 さて、お値段は?

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、

主力ブランド『アサヒスーパードライ』の

フルリニューアルに合わせて、

日本全国を巡る

“新スーパードライ”のプロモーションを開始しますています。

“新スーパードライ”を最高の品質でお客さまにお届けする

「スーパードライミュージアムカー」の全国キャラバンを

3月25日から10月(予定)まで開催するようです。

「スーパードライ」発売翌年の1988年に飛行開始して以来となります。

飛行船「新スーパードライ号」が

3月31日から5月30日まで約2カ月をかけて、

北海道から九州まで、日本列島の空を周遊します。

4月の始めには、神戸三宮の上空に現れました。

スーパードライミュージアムカー全国キャラバン

飛行船は音は聞こえませんが、

何となく気が付きます。

ゆっくりと、空を飛行する姿に見とれました。

飛行船の飛行スケジュール

  • 3月31日から4月2日 広島・松山エリア
  • 4月4日から4月10日 関西エリア
  • 4月14日から4月17日 福岡エリア
  • 4月22日から4月26日 関東エリア
  • 4月29日から5月1日 仙台エリア
  • 5月3日から5月7日 関東エリア
  • 5月10日     石川エリア
  • 5月13日から5月17日 名古屋・静岡エリア
  • 5月20日から5月22日 関東エリア
  • 5月28日から5月30日 札幌エリア
  • このような予定で全国を駆け巡るようです。

関西エリアは 神戸市からスタートします。

まずは広島県と愛媛県から全国を広報活動で巡ります。

その後、4月に入ると神戸地区を飛行します。

三宮の飛行は、わが社の窓から見えました。

資料出典 アサヒビールHP

飛行船 RC1200-TYPE

全長:12000m/m 全高:3200m/m 飛行時間:約1時間

NO PILOT パイロットは搭乗せず、

ゴンドラに搭載した電動モーター、

プロペラと船体尾部の水平尾翼を遠隔操作。

上昇下降、左右旋回が可能。

無線受信範囲は半径約1km。

SAFETY ガスを船体に詰める大型飛行船とは違い、

RCエアー・シップはヘリウムガスを使用。

爆発・火災などの危険性は極めて少なく、屋外のみならず、

室内でも安心して飛行させる事ができます。

LOWCOST 飛行船RC-900は、全長9m、

重量42kg。小型軽量、無人飛行なので、

人件費がローコストで済みます。

離着陸スペースも小さく、収納後はワゴン車1台です。

飛行船 RC-1700(エンジン式)レンタル料金一覧   

どれほどのリース代か、調べてみました。

普通は、日数単位のリースです。

 

■1日間

飛行船レンタル:¥1,000,000 フライト技術料:¥70,000 

ヘリウムガス:¥600,000 人件費:¥210,000

広告製作費 :¥400,000 (バナー方式2面)

国土交通省申請料:¥100,000

宿泊費:¥70,000

計:¥2,450,000

※上記税別 ※交通運搬費・ロケハン費は、別途御見積になります。

■2日間

飛行船レンタル:¥1,800,000 フライト技術料:¥140,000

ヘリウムガス:¥700,000 人件費:¥420,000

広告製作費 : ¥400,000 (バナー方式2面)

国土交通省申請料:¥100,000

宿泊費:¥140,000

計:¥3,700,000

※上記税別 ※交通運搬費・ロケハン費は、別途御見積になります。

 

■3日間

飛行船レンタル:¥2,600,000 フライト技術料:¥210,000 ヘリウムガス:¥800,000

人件費:¥630,000 広告製作費 : ¥400,000 (バナー方式2面)

国土交通省申請料:¥100,000

宿泊費:¥210,000

計:¥4,950,000

※上記税別

※交通運搬費・ロケハン費は、別途御見積になります。

■4日間

飛行船レンタル:¥3,400,000 フライト技術料:¥280,000

ヘリウムガス:¥900,000 人件費: 840,000

広告製作費 : ¥400,000 (バナー方式2面)

国土交通省申請料:¥100,000 宿泊費:¥280,000

計:¥6,200,000

※上記税別 ※交通運搬費・ロケハン費は、別途御見積になります。

これが2か月、60日となると、1億円は超えそうです。

別途、エキストラがかかります。

この飛行船の目的を調べてみました。

企画責任者のコメントです。

マーケティング担当者の目論見

 飛行船は、スーパードライ発売翌年の

1988年に一度飛ばしていますが、それ以降では初めてです。

少し遅れてしまいましたが、

現状では3月31日から2カ月間をかけて日本を縦断する予定です。

上空を飛ぶ新スーパードライ号を多くの皆さんに見ていただき、

一緒に盛り上がる気分や高揚感を感じてほしいと思っています。  

デジタルマーケティング全盛のいまの時代だからこそ、

あるいはコロナ禍で閉塞感のある時期だからこそ、

飛行船のようなアナログ手法は逆に面白い。

この企画がプロジェクトチームから上がってきた際、

私は二つ返事でOKを出しました。

新スーパードライで2200万人ユーザーに引き戻したい

これまで失ったスーパードライのユーザーを、

新スーパードライの投入によって

どれくらい取り戻していけそうでしょうか。  

ユーザー数で言えば、

かつては2100万人から2200万人ぐらいが

スーパードライのユーザーでしたが、

2019年のデータでは、

1500万人を割り込むところまできていました。

昨年発売した生ジョッキ缶で500万人ぐらい増えて、

直近は2000万人ぐらいまで戻ってきていますが、

あくまでも生ジョッキ缶効果による底上げですので、

新スーパードライをベースにグッと増やし、

最終的には通常のスーパードライだけで

2200万人の水準まで引き戻していきたいと思います。  

スーパードライのイメージが、

ビール

若干老朽化してきたという反省を込めると、

今回のフルリニューアルを機にもう一度商品を磨き上げ、

かつてのようにカッコいいイメージの商品になることが重要です。

そのためにも、新しい味の訴求だけでは限界がありますから、

**

あらゆる角度からお客様にアプローチする、

我々が言うところの

統合型マーケティングでスーパードライのブ

ランディングを再構築していく考えです。

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