月例会議テーマ 使い捨てコンタクトレンズ空ケースのプラスティック・リサイクルでSDGsの取り組みと、経営戦略の可視化の演習です。
投稿No:9312
月例会議では使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収で、SDGsの取り組みと、経営戦略の可視化の演習です。
3月の月例会議
毎月の会議です。
会議では出来るだけ沢山の社員が集まって、
社長や部長、課長の結果の報告
これから取り組む目標設定を聞きます。
つくる責任 使う責任 売る責任
社長の私の話す話は、使い捨てレンズの空ケース
ブリスターパックを回収して、
リサイクルに乗せる話です。
日本は、世界2位の使い捨てレンズの消費国ですが
大手メーカーは、ジョンソンエンドジョンソン
アルコン クーパー ボシュロムなどの外資系企業ですが、
つくる責任として、プラスティックのリサイクル運動をしていません。
つくる責任を果たしていないのです。
プラスティックの空箱は、捨てられると
一部は海で漂流し、クジラ、イルカ、海亀などの
大型海洋生物が餌と間違えて、飲み込んでしまいます。
陸では、ごみとなって焼却されますが、
一部では地上に捨てられ、
分解されないで不要物になっています。
アルミ缶ビールのように、資源として回収され
溶かされて再生されて、またアルミになれば
持続可能な発展につながります。
缶ビールのキャップを集めて、
車いすを寄付する運動は有名です。
一般紙、段ボール紙もリサイクルされています。
プラスティックもリサイクル可能なのですが、
条件として、使い捨てコンタクトレンズの蓋となっている
アルミ箔を剥がして、
プラスティックだけにすることです。
シードのSDGsの取り組み 海洋プラスチックごみ対策
わが社がテストレンズに使う使い捨てレンズの空箱だけでも
月間にすれば、沢山の量になります。
全てのコンタクトレンズメーカーの空箱を
少しでも回収できれば、それだけ地球環境の保全、
資源の有効再利用に繋がります。
4月から取り組む運動なので、
このリサイクルの意義を
SDGsの運動の一環とする趣旨説明をしました。
シードが行う、リサイクルに参加するのです。
次のテーマは、経営戦略の可視化です。
言葉で説明するより、マーケティング手法を使って
演習形式で行いました。
グループ別に分かれて、それぞれの班で、
経営戦略の分析を行いました。
演習だと、聞くだけの会議ではないので、
居眠りをする人はいません。
皆さん、本気を出して、それぞれの班の
経営戦略の可視化に取り組んでくれました。
実際に考えながら、
図表の作成に取り組んでいると
普段、なんとなく知っていた積りが、
頭の中では整理できていないことにも気が付きます。
暫らくの時間、自由に各班が意見を出し合っていくと
段々と、意見が集約されてきました。
最後の時間では、
これを発表出来るレベルに仕上げていきます。
各班のリーダーの指導力によって、
まとまり方が変わってきます。
制限時間が来ると、各班のまとめの発表です。
経営戦略を可視化すると、
市場での競争企業が鮮明に見えてきました。
競争市場の中で、
わが社の経営戦略がなにであるのか
他の競争企業との差別化も、
これまで以上にはっきりしたようで
どの班の発表も、良く纏められた結果発表でした。
2022年3月28日(月)