兵庫県淡路市に2021年に続き2022年も コウノトリが飛来し、子育て中  

投稿No:9271

兵庫県淡路市に コウノトリが飛来  2021年に続き2022年もし、子育て中 

コウノトリが飛来

淡路市をドライブ中、全く偶然ですが

コウノトリがヒナのいる巣から、

飛びだしている姿を見つけました。

コウノトリはとても美しい姿です。

車を止めて、遠くから様子を見ていました。

出典 サンテレビ 配信

コウノトリの撮影・観察に来られた方へ

コウノトリの撮影・観察に来られた方へとの

注意喚起看板がありました。

迷惑をかけないでネ

・無断で私有地や田畑に立ち入らないでください

・近隣の私有地や田畑で用を足すことはおやめください

・農作業に支障が出ますので、農道への車の乗り入れはご遠慮ください

・地域でお住まいの方に迷惑をかけるような行為はおやめください

巣に近づかないで静かに見守ってネ

・巣作りや繁殖に悪影響を与えることがあるので、

巣の周辺に近づくことはご遠慮ください

コウノトリの観察は150m以上、

車の中から100m以上離れるようにお願いします)

・巣の近くで大声を上げたり、大きな音を立てたりする

行為はお辞めください。

えさを与えないでね

野外での自活、および存続可能な野生個体群の確立のため

えさを与えないようにお願いします。

「コウノトリが赤ちゃんを運ぶ」という考え方は

中世ドイツやノルウェーで

確立されたものだと考えられています。

当時、夫婦の婚姻は夏至の間に行うことが一般的で、

夏に妊娠して翌春に出産するという事例が、

渡り鳥のコウノトリが春に戻ってくることと重なって、

「コウノトリが赤ちゃんを運んできた」

というイメージが定着したというわけです。

一度は日本では、絶滅したコウノトリが、

また、各地で繁殖し、大空を舞う姿が再現されたら

それだけ、餌となる自然環境が戻ったことと、

自然保護の考えが浸透してきたことと思います。

コウノトリの巣には、ヒナが一匹だけ頭が見えました。

コウノトリの親は、頻繁に巣から飛びだし

付近の田んぼの畔で、餌を捕獲しては

ヒナのいる巣に戻って来ていました。

ここの場所は、コウノトリには気に入っているのか

みはらしもよく、付近には畑や、

田んぼが広がっています。

国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組んでいる

兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は25日、

国内の野外で生息しているコウノトリが200羽に達したと発表した。

この日、200羽目となるメスの1羽が京都府京丹後市

巣立ったのを郷公園職員が確認した。

 国内では1971年に野生のコウノトリが絶滅した。

郷公園などによる野生復帰事業で飼育繁殖させた

個体の試験放鳥が2005年9月から始まり、

17年6月に野外での生息数が100羽に到達していた。

 それから3年で200羽に達したことについて、

郷公園は「野外の新しいペアによる繁殖が増えたことで、

巣立ちの個体数が急増したため」とみている。

コウノトリは、体長が約1.1メートル、

羽を広げると2メートルにもなる大型の鳥です。

カエル、小魚、昆虫などの小動物を主食としています。

飼育下では1日約400~500gの餌をたいらげる大食漢で、

餌となる生きものが

たくさんいる場所でなければ暮らせません。

また、ひなを育てることもできません。

つがいでなわばりをもって繁殖し、

一度つがいになると死ぬまで連れ添う一夫一妻です。

3歳になるまで繁殖しないことも

研究によって分かってきました。

かつて、日本中に生息していましたが、

明治時代の鉄砲の解禁による減少にはじまり、

戦時中の営巣木の伐採、

戦後の田んぼの整備や河川整備による環境の改変で、

どんどんと数を減らしていきました。

とどめを刺したのが田んぼでの農薬散布です。

当時の農薬は毒性が強く、

特にその中に含まれていた水銀が

餌となる田んぼの生きものを通じて

コウノトリの体内にたまり、

繁殖能力を失いました。

しかし、絶滅前から続く保護増殖の取組みによって

コウノトリはよみがえり、

2002(平成14)年には飼育数が100羽にまで回復。

そして、2005(平成17)年に放鳥がはじまり、

2007(平成19)年には野外で初となる

待望のひなが誕生し巣立ちしました。

コウノトリはその後も順調に数を増やし、

10年以上経過した今、

野外で140羽を越えるコウノトリが

大空を舞うまでになりました。

出典 コウノトリについて 

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2022年2月15日(火)