淡路景観園芸学校 園芸療法課程 実習演習 車椅子でバリアフリー( Barrier-free) 疑似体験実習 淡路景観園芸学校 受講記(57)マスターコース② 

投稿No:9183

バリアフリー 体験実習  淡路景観園芸学校 園芸療法課程の教育実習

バリアフリー 車いすの疑似体験

「バリアフリー」とは、

もともとは建築用語で「バリア(障壁)」を

「フリー(のぞく)、」

つまり障壁となるものを取り除き、

生活しやすくすることを意味します。

建物内の段差など、物理的な障壁の除去と言う意味合いから、

最近ではより広い意味で用いられてきています。

 私たちの周りには道路や建築物の入り口の段差などの

物理的なバリアや、高齢者、障害者などの

 

社会参加を困難にしている社会的、

制度的、心理的なバリアもあります。

このように「バリアフリー」とは、

高齢者や障害者だけではなく、

全ての人にとって日常生活の中で存在する

あらゆる障壁を除去することを意味します。

 

淡路景観園芸学校とバリアフリー

今日の講義は、淡路景観学校のキャンパス アルファーガーデンを

車いすに乗って疑似体験する実習です。

兵庫県は、2002年に、全国で唯一、

県知事が園芸療法士を認定する本校の園芸療法課程を開講しました。

今や、園芸療法課程を修了した兵庫県園芸療法士は

240名(2021年3月現在)にのぼり、

日本各地で園芸療法の普及・定着に尽力しています。

アルファーガーデンは20年前に、キャンパスのバリアフリーを実践

淡路景観園芸学校では、20年前の開校時に、

キャンパスであるアルファーガーデンを

車いすで一周できるように設計されました。

実際に、車いすでキャンパスを回ると

何が分かるのかが、本日の課題です。

車いすを使うのは障害者のため

障害疑似体験となります。

実際にアルファーガーデンを車いすでまわってみると

どのようなことに気が付くか後から発表することになります。

兵庫県立淡路景観園芸学校 アルファガーデンは広い

この場所は、以前は国営農場の跡地です。

それを、当時の貝原知事の発案で、景観園芸学校に変えたのです。

アルファーガーデンは20年前に淡路景観学校を作るときに

車いすで一周できるように

当時としては先端的な考えをもとに作られたガーデンです。

いくら先端的な施設であっても

設計施工するのは健常者です。

実際の障害のある方は車いすで

アルファーガーデンを周ってみると

改善すべき点が、出てきています。

受講生は改善すべき点を自分自身の疑似体験で見つけて

改善点を提言するのが今日の実習の目的です。

■何に気づいたか?

・トイレの利用方法

・道路の凸凹

・進行案内の必要性

などがあげられました。

車いすの種類

車いすには、介護者が押すタイプと

電動式で自走するタイプがあります。

自走式の車いすは最大速度時速5キロまでに制限されています。

慣れないときは時速を緩めて

少しずつ慣れていく必要があります。

右に回る、左に回る、前に進む後ろに下がる、レバーを手放すと止まる。

これが基本的な動きです。

受講生一同が順番に交代してアルファーガーデンを一周してみました。

電動車いすは,一台50~60万円するそうです。

車いすの疑似体験 感想

電動の車椅子に乗って走行してみました。

景観園芸学校の校内の歩道は、石畳です。

石畳は風情はありますが、継ぎ目もあって

表面は凸凹で、振動が激しく伝わってきました。

疑似体験をして怖かったのは

道路に段差がある場合、

施設に入るのに段差がある場合、

上り坂下り坂が急こう配であったり、

長い距離である場合、

どこまで続くのか不安になります。

車椅子が進みやすい道の表示が低い場所にあって見えにくい

疑似体験の後は、講義室に戻り

それぞれのグループごとによかったこと

改善すべきことなどを話し合いました。

 

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2021年11月21日(日)