タコがあがる! 蛸が騰がる! 明石海峡では史上最悪の不漁 明石だこ 前年の25%以下

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タコがあがる! 蛸が騰がる! 史上最悪の不漁 明石だこ 前年の25%以下

明石ダコについて気になるニュース

全国的に知られる有名ブランドとなった「明石ダコ」について

気になるニュースがありました。

今年の兵庫・播磨灘のマダコが

史上最悪の不漁となっているそうです。

主な漁場の明石沖の7月までの漁獲量が

前年同期比で7割以上減少しています。

有名ブランドたこ「明石ダコ」とは?

先日訪れたマリンピア神戸小さな水族館にも

明石ダコは展示されていました。

▶マリンピア神戸小さな水族館

明石ダコは瀬戸内海の早い潮流に耐えているため

身が引き締まり、質の良い餌も豊富な環境の為

美味しいと言われています。

▶おいしいたこ 淡路の海老をたべているたこはおいしい仮谷漁業協同組合のたこ

何故たこが不漁になったのでしょうか?

明確な理由は不明とのことですが、

不漁となっている原因の一つとして

「釣り客の増加」があげられます。

タコ穫り名人の上間光元さん

近年タコ釣りは、

その手軽さから様々な年齢層で人気が高まっています。

そのため釣り上げられるタコが急増しました。

他にも浄化されすぎた海の

「貧栄養化」などの原因もありそうです。

また不漁が続いていたイカナゴと同様、

海水に含まれる栄養塩の不足が

たこの成育に影響しているとも考えられています。

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神戸新聞NEXT 神戸新聞NEXTによれば

明石市内の5漁協によると、

 

1~7月のマダコの漁獲量は約120トン。

前年同期(約497トン)の25%以下に落ち込み、

統計を取り始めてから最低の水準となっている。

最盛期の6月以降も伸びは鈍く、

7月の漁獲量は前年同月の18%。

淡路島最大の水揚げがある

富島(としま)漁協(淡路市)でも、

前年の4分の1程度にとどまった。  

不漁で価格も上昇している。

兵庫県漁業協同組合連合会(明石市)によると、

各漁協からの仕入れ値は5月以降、

前年の約1・5倍となった。

ゆでダコは100グラム当たり598円と

昨年より100円値上げした。

担当者は「原価分を転嫁せざるを得なかった」と話す。  

【兵庫・播磨灘のマダコ漁】

神戸市から赤穂市にかけてと淡路島で水揚げされる。

通年漁獲されるが、

水温が上がって動きが活発になる6月から8月が最盛期。

漁法は海底に沈めた網を引く「底びき網」、

穴に入る習性を逆手にとる「タコつぼ」、

糸に付けた疑似餌でたぐり上げる

「一本釣り」がある。

タコ類の漁獲量は都道府県別で2位。

マダコに限ると日本一とされる。

たこのお刺身を頂きました。

たこはおいしいのです。

刺身のタコが好きです。

値上がりしても、松茸程ではないので

たこのお刺身を頂きました。

身が引き締まり、味も濃くとても美味しいです。

今年の不漁により高値になることが予想されます。

さんまも今年は不漁だというニュースを耳にしました。

長年親しんでいる庶民の味が食卓から無くなる

ということはとても寂しいことです。

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2021年9月5日(日)