濱神社 淡路市郡家 伊弉諾神宮の摂社で「濱の宮」とも呼ばれ、

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伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の摂社で「濱の宮」とも呼ばれ、濱神社 淡路国津名郡

淡路市の濱神社は、

人目につかない場所にありました。

大通りに面していなく、少し奥まったところにあるからです。

郡家の町をドライブしていた時、偶然見つけました。

魚屋さんを探していたときが、きっかけです。

このあたりでは、いざなぎ神社が有名で、

主祭神 伊弉諾命(イザナギノミコト)

配祀神 伊弉冊命(イザナミノミコト)をお祀りしています。

神社の境内も広く、格式も高く、詣でる人が絶えません。

濱神社は、規模は小さいのですが、

威風堂々とした建て方です。

それもそのはず、

阪神淡路大震災後の再建にあたって

伊勢神宮から木材を下賜されて、

濱神社は再建されたそうです。

向には、淡路市一宮事務所、市庁舎があります。

濱神社の境内に入ってみると、

それはそれは厳かな雰囲気でした。

正殿から、奥の方へ回ってみると、

神様の御座所が別棟にありました。

濱神社は、大神が淡路国から出でて筑紫国へ、

当地へ帰還したものの

幽宮(かくりのみや、後に伊弉諾神宮となる)にて

閑居するまでの間の居処であったとされています。

周囲に、大きな楠が茂っていて、

なにかいわれがありそうです。

神宮は一棟なので、

ぐるりと一周するのに時間はかかりません。

 

大事忍男神 (おおことおしおのかみ)

 伊邪那岐命と伊邪那美命が

日本の島々を生みおえたのち

最初に生んだ神様です。

国生みの「大事を終えた男神」

という意味があるといわれています。

しかしその存在には謎が多く、

何を司る神なのかはっきりとわかっていません。

陰陽石

この陰石は元、江井浦の廻船問屋、住田金作邸の

前栽にありました。

平成7年1月の大震災で広大な邸宅に大被害を受けたために

撤去され、濱神社に運ばれたそうです。

陰石は女性のシンボルとして古代より信仰され、

島内でもほかに何か所かお祀りされています。

それは子孫繁栄・商売繁昌ほか

多くの財を生むとされるためです。

この石に触れることでご利益がいただけるようです。

夫婦松

夫婦松とは、目立つところに

二本並んで生えている松の木や、

2本の木の一部がくっついているものに関して、

様々なご利益があるものを指します。

こちらの夫婦松は縁結び、

夫婦和合のご神木として知られているようです。

伊弉諾神宮摂社 濱神社

濱神社は伊弉諾神宮 境外にある摂社です。

摂社とは本社に付属し、

その祭神と縁故の深い神を祭った神社のことをいいます。

つまり、濱神社は

伊弉諾神宮が本社ということになります。

祭神 伊弉諾尊(イザナギノミコト)

鎮産地 兵庫県淡路市郡家169番地

例祭 4月22日 夏まつり 6月13日

由緒 伊弉諾神宮の摂社で「濱の宮」とも呼ばれ、

本宮の神幸式には豪華な神輿が壇尻を従えて渡御し

社の例祭に合わせて御旅所祭を行う・・・・・・・・。

など石碑にあります。

神代の昔に伊弉諾大神が筑紫方面から、

淡路島へ帰還された際

幽宮(かくりのみや、

伊弉諾神宮)を構え閑居するまでの

居処であったとされています。

伊弉諾神宮

古事記・日本書紀などの

国生み神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と

伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る日本最古の宮です。

地元では「いっくさん」と別称され

日之少宮・淡路島神・多賀明神・津名明神と崇められています。

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2021年8月29日(日)