投稿:六甲のイノシシ Part1
スタッフのSです。再び登山の話です。登山といってもまるで本格的ではなく、子供の遠足くらいのハイキングです。
2005年1月27日、六甲山系の1つ打越山(標高481m)という山に登ってきました。
ちょっと前に阪急の駅に置いてあるハイキングマップを取ってきていました。日頃運動不足の体にはこれくらいのコース(3時間くらい)がちょうどよさそうだと思い、出かけてみました。
コースはこうです。阪急御影駅から住吉川沿いに山を登り、まっすぐ北に進めば六甲最高峰という分かれ道を逸れ、東に進みます。打越山・横池・風吹岩というポイントを廻って、阪急岡本駅へと下りてきます。
御影駅を降りて「白鶴美術館」までは住宅地を歩きます。すでに坂道がきつく感じました。
住吉川沿いにほんの20分くらい歩いてだけで、あっという間に静かな山の中へと入っていきます。
川のせせらぎを聞きながら歩いていても、南側を振り返るとすぐそこには高層マンションがあったりするので不思議な感じです。
一番上に着ていたフリースのジャケットを脱いでしまったほどでした。
冬なので緑も少なく山全体が乾いているような印象がしましたが、ときどき登山道のわきから水が滴り落ちているところがあります。
水が出ているところだけは、枯れ草の間にきれいな緑を見ることができます。こんな厳しい季節にも山が生きていることを実感させてくれます。
山道を登ること約1時間半。
息を切らしながら、打越山の山頂に着きました。標高は481mです。たいした高さではありませんが、海側から六甲山系に登ると、登り始めの標高が低いので、実際の登った距離はけっこうあります。
ここで持ってきたおにぎりとコーヒーでお昼にします。汗をかいたのでじっとしていると急に寒くなってきました。慌ててさっき脱いだフリースのジャケットを羽織ります。
お昼を食べ、本を読んでしばらく休憩したら、次は横池という池を目指します。
昨年の夏の台風の影響でしょうか。ところどころで大きな木が横倒しになって登山道をふさいでいます。
こんな大きな木でも倒れることがあるのかと、じっと動いていないように見える山や木も、生きて、時には事故にあったりもするのだなあと思いました。