いかなご漁の解禁日 3月6日 大阪湾におけるシンコ漁は3月11日(木曜日)をもって終漁しました。淡路市岩屋漁港では2021年も不漁

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いかなご漁の解禁日 3月6日 淡路市岩屋漁港では2021年も不漁   播磨灘、大阪湾に出漁する 岩屋漁港に行ってみると 2021年も不漁のようです。

いかなご漁について

シンコ漁の操業に関する情報

解禁日及び終漁日について

【令和3年漁期の解禁日】

令和3年漁期の解禁日は3月6日(土曜日)に決まりました。

【令和3年漁期の終漁日】

大阪湾におけるシンコ漁は3月11日(木曜日)をもって終漁しました。

播磨灘については決まり次第お知らせします。

 

【解禁日及び終漁日設定の取組みについて】兵庫県HP

本県では、毎年新鮮なイカナゴシンコを

より多くの消費者に提供することを目的に、

本県と大阪府の漁業者が協調して解禁日を設定し、

イカナゴシンコ漁の解禁を情報発信しています。

解禁日の取組みは平成5年頃から始まりました。

例年、2月中旬頃に漁業者が試験操業を行い、

採集されたサンプルの全長等を県立技術センターが解析して、

その情報を基に関係漁業者が解禁日を決定します。

また、本県におけるイカナゴの資源量は近年減少傾向にあり、

翌年に向けて少しでも多くのイカナゴ資源を残すため、

平成29年から、例年より早めの終漁日を設定し、

翌年の親魚資源の確保に取組んでいます。

なお、イカナゴの来遊状況等の違いから、

播磨灘は大阪湾より漁期が長いため、終漁日は異なります。

 

(参考)過去6年間の解禁日及び終漁日一覧表

漁期

解禁日

終漁日

大阪湾

播磨灘

令和2年

2月29日

3月3日

3月6日

平成31年

3月5日

3月8日

3月25日

平成30年

2月26日

3月17日

3月24日

平成29年

3月7日

3月18日

3月22日

平成28年

3月7日

3月29日

4月23日

平成27年

2月26日

3月27日

4月18日

 

以上 兵庫県 HPより転載

いかなご漁の解禁日 2021年は3月6日 

兵庫県と大阪府の漁業者らは2月24日に、

2021年の播磨灘と大阪湾のいかなご漁の解禁日を

3月6日にすると決めました。

5年連続の不漁が予測されているため、

十分に育つよう昨年の2月29日より6日遅らせました。

いかなご漁の解禁日の判断

漁期前の調査では、

産卵や稚魚の数量は平年を大きく下回っていました。

原因の1つとして

水質の改善による魚介の栄養源の窒素不足が指摘されています。

つまり、海水がきれいすぎるようです。

2021年のいかなご漁の解禁日は、

漁業者による2月下旬の試験操業などにより、

3月6日に決まりました。

暖冬だった昨シーズン(2020年)と比べ水温が低めなため、

シンコができる限り育つように配慮した結果です。

昨シーズンの解禁日(2月29日)より遅れた解禁日です。

出典 ラジオ関西トピックス

いかなごは 瀬戸内海の春の味覚

いかなごのシンコ(稚魚)漁について、

兵庫県水産技術センター(明石市)は2月17日、

今季も県内の全海域で「不漁」と予報しました。

不漁予報は5年連続です。

漁期前の調査で産卵や稚魚の数量は

昨季からやや持ち直したが依然、

平年を大きく下回っているということでした。

出典:神戸新聞NEXT

いかなご漁の解禁日 岩屋漁港では

3月6日、夜明け前から、漁船の出航のエンジンの音が

家の中まで伝わってきました。

午前3時か4時ころです。

いかなご漁のその日の終了時間は、午前10時までと

漁業組合同士で取り決めています。

そのため、朝早くから近場の漁場では

いかなご漁の船がひしめき合っていました。

アオサギやカモメたちも、

船が戻ってくるのを待ち構えています。

いかなご漁 岩屋漁港では 2021年も不漁

10時にいかなご漁の終了時間が過ぎると

10時20分には、多くの漁船が岩屋漁港に戻ってきました。

漁船の水揚げを見ていると、

一隻でトロ箱2箱しか獲れていない船もありました。

トロ箱が何段にも重なるほど、

沢山いかなごの水揚げが出来ている船もありました。

沢山獲れるか、少ないかは、網を入れた場所に

いかなごの群れがどれだけいたのか、

それが結果の分かれ目だそうです。

いかなごの水揚げ 競り 落札

いかなごの漁船が入港すると、

直ぐに水揚げが始まりました。

ベルトコンベアに乗って、獲れたばかりのいかなごが

漁業組合の魚市場で待っていた人たちに渡されます。

トロ箱に入ったいかなごは、

砕いた氷で覆われています。

鮮度で値段が変わるので、

いかなごの水揚げは大急ぎです。

水揚げされると、フォークリフトで競り場へ運ばれ、

直ぐに競りにかけられます。

早口で、専門用語で競りをしているので、

落札価格は分かりません。

いかなご 解禁日を待つ兵庫県民

兵庫県民はいかなごの釘煮が大好きです。

釘煮には、小さいサイズのシンコが好まれます。

今年はいかなごのサイズが大きいのが特徴です。

いかなごは、短期間で成長しているようです。

いかなごの釘煮をするときは、

サイズが小さいいかなごが美味しいのです。

これに反して、今年のいかなごのサイズは大きいので

値段は、予想より安くなっているようです。

仲買人は、いかなごを落札すると、

トロ箱に仲買人が誰であるかわかる紙の札が置かれます。

仲買人達は、冷蔵トラックにいかなごを積むと、

大急ぎで岩屋港から去って行きました。

多分、直ぐに小売店に向かうのではないかと思います。

淡路市では、午前11時ころには、

スーパーの鮮魚売り場にいかなごが並びます。

いかなごの値段は?

2021年今年価格値段は3,500円~4,000円/kg程です。

昨年は、1キロ3,000円越で、驚きました。

それが、今年は4,000円まで高騰です。

いかなごの鮮度、大きさ、仲買人の落札値段などで変わります。

このあと、いかなごのくぎ煮を購入するため、

事前予約している淡路市富島の魚亀商店へ行ってみます。

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2021年3月6日(土)