パソナの所有地 淡路市 松帆浦海岸で重機稼働 絶滅危惧種 砂引き草が踏みつぶされると、アサギマダラ蝶も生きられません ②

投稿No:8902

パソナの所有地 淡路市松帆浦海岸に重機 砂引き草の花が踏みつぶされると、アサギマダラ蝶も死にます 絶滅危惧種 砂引き草の絶滅危機です 

パソナの所有地 松帆浦海岸 砂引き草が重機に踏まれそう

淡路市の市民から、

松帆浦の海岸の砂引き草の生息地に接続する

松帆海岸接続土地をパソナが所有したので、

砂引き草が危ないと聞き、現地へ行って、

パソナはSDGs「陸の豊かさも守ろう」 

アサギマダラの飛来地 淡路市松帆海岸 絶滅

危惧種の砂引き草が危ない とブログに書きました。

それから、僅か数日で、危惧したことが現実になってきました。

パソナの所有地に重機が搬入

瀬戸内海国立公園 淡路市松帆海岸に接する、

パソナの所有地に重機が搬入されています。

地元市民が懸念していた、アサギマダラ蝶の命を繋ぐ

砂引き草全滅の危機が迫って来ています。

花が枯れたら、蝶は死ぬ、一蓮托生の関係です。

まるで、沖縄の辺野古の海に棲む、

絶滅危惧種のジュゴンの生態系を壊すような光景です。

重機の重圧で松帆海岸の砂地を走行すれば、

砂引き草の命は、押しつぶされてしまいます。

花と蝶の関係は、

花が枯れたら、蝶は死ぬ、一蓮托生の関係です。

松帆海岸の景観保存 淡路市民は願っています

地元の淡路市市民の方から教えて貰った、アサギマダラという

長距離移動する蝶がやって来る海岸として、

松帆海岸のことを記事にしたのは、数日前でした。

市民の懸念が、早くも現実になっているのです。

辺野古の海のジュゴンを守る運動は、

世間の大きな関心を集めました。

松帆海岸の「花と蝶」は、守る人が少なく、

地主の意向に対して為す術もありません。

そして、貴重な飛来地が失われる危険性についても触れました。

松帆海岸に飛来する アサギマダラの命を繋ぐ不思議な旅

アサギマダラはその移動距離が

1,000kmとも2,000kmとも言われ、

まだまだ全容が掴めていないようです。

全長が10cmほどの大きな蝶で、松帆海岸に自生する

「砂引き草」の蜜を目当てに飛来してきます。

砂引き草は可愛らしい小さな白い花を咲かせる植物で、

ヒヤシンスの花に少し似ています。

ヒヤシンスが1段だけになったような感じです。

そして、限られた海岸の砂地に生育します。

パソナの所有地 松帆海岸に重機が入れば、砂引き草は壊滅しそうです。

瀬戸内海国立公園である海岸に、

重機が侵入する進入路は出来ていました。

淡路島の松帆海岸は、この砂引き草が自生し、

近くにはアサギマダラが翅(はね)を休めることのできる藪もあり、

とても理想的な環境です。

そこに建設重機が入り込んできたら、

砂引き草は壊滅しそうです。

兵庫県では、砂引き草が県のレッドデータに載っています。絶滅が危ぶまれる種 

しかし、近年、アサギマダラも砂引き草も

絶滅が危ぶまれるようになってきています。

アサギマダラは千葉県の準絶滅危惧種に指定されています。

兵庫県では、砂引き草が県のレッドデータに載っています。

砂引き草は京都府や愛知県でもレッドデータに載っていて、

希少植物です。

しかも、アサギマダラが好んで蜜を吸う植物の多くが

レッドデータに載っているようです。

昔はどこででも見つけることのできた秋の七草のひとつ、

「フジバカマ」もまた、

アサギマダラが蜜を吸う植物のひとつですが、

多くの都府県で準絶滅危惧種に指定されています。

パソナのレジャー施設が点在する西海岸線

パソナが所有する海岸隣接地には、

西海岸に点在するパソナのレジャー施設に誘導する

案内看板が設置されています。

SDGsの観点から この先、どうなるのか?

重機を入れていることが、海岸線の工事の始まりなのか、

レジャー施設の建設工事が始まったのか、

ただの改修や清掃なのか、現時点では、詳細は分かりません。

パソナは、SDGsには協力の姿勢を示しています。

参考 パソナグループHP / パソナfacebook 

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2021年2月14日(日)