神戸港海上花火大会 高層ビルに隠れて 江戸町の研究室から 花火は見えにくくなりました。
神戸港の花火 高いビルが邪魔で 江戸町の研究室からは見えにくくなりました。
高層ビルが邪魔で、
神戸の花火が高いビルの影に隠れて見えにくくなりました。
まるで、視野が欠損しているみたいです。
「第34回 みなとこうべ海上花火大会」が開催され、
夜8時15分から9時15分まで、
およそ5000発の花火が打ち上げられました。
夏の夕暮れは、暮れそうで暮れなくて、
7時を回るまで明るさは残っていました。
港の方へ歩いて行く花火の見物客は、
三宮、元町、神戸の各駅から海へ海へと向かっています。
浴衣を着た若い女性の方が多いのが目立ちました。
今日は江戸町の研究室から花火を観る事にしました。
この辺りは浜に近く、花火会場から近いのですが、
最近は近隣に大きなビルが建ち並び、
少しずつ観づらくなっています。
8時15分から「ドーン」と大きな腹に響く大音響と共に、
会場花火大会が始まりました。
残念ながら花火の美しさは
写真では暗くて撮り切れませんでした。
次々と上がる花火は、ある時は人の顔に見えたり、
紫陽花の花に見えたり、
夾竹桃の花のように見えたりしました。
今日は雲が低く垂れ込め、花火の煙もあり、
風下から観ると「視野欠損」の状態で
花火を観ているようでした。
あとから聞いた話では、
会場周辺では一時雨が降ったそうです。
霧がかかったような靄の中で、
花火大会は一時間があっという間に終わり、
見物客の皆さんは今度は駅のある北の方向へと
、どっと人の流れができていました。
翌朝、付近を歩いてみると、
昨夜の人出が嘘のように、
静かな市役所付近でした。
遠い昔、ポートアイランドに
3人の子供たちを連れて花火を観に行った帰り、
下の2人の子は寝てしまい、
帰りはおんぶして、抱っこして、
遠い道のりを歩いて
駅まで戻って帰った事を思い出しました。
あとからわかった事は、実は狸寝入りで、
抱っこして、おんぶして欲しくて
寝たふりをしていたそうです。
今となっては遠い昔の思い出となりました。
2004年8月7日(土)