平賀源内がうなぎ屋さんを流行らせたように、魚屋さんが流行るのは、工夫とサービス精神です。

投稿No:7874

同じようにお魚を売っていても、お店がどんどん大きくなるお店と、あまり変わらないお店の違いは、何が原因なのか、問題意識を持ってお店を訪ねてみます。

土用の丑の日が近付いて来ました。

土用の丑の日とは、夏の土用の丑の日のことを言うことが多いです。

夏の土用には年に1日か2日あり、2日有る場合は、それぞれ一の丑・二の丑と言います。

本来、丑の日は四季それぞれに1回ずつあり、土用の丑の日は年に平均6.09日もあるのです。

そんな土用の丑の日といえば、うなぎです。

平賀源内の似顔絵イラスト

日本で暑い時期を乗り切る為に栄養価の高い鰻を食べるという習慣は、万葉集にも詠まれている古い物ですが、

土用の丑の日に食べる習慣となったのは、文政5年(1822~1823年)、当時の話題を集めた「明和誌」によれば、安永・天明の頃(1772年~1788年)よりの風習であるといわれています。

当時商売がうまくいかない鰻屋さんが、夏に売れない鰻をなんとか売るために、源内の元に相談したところ、平賀源内は「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めました。

その結果、その鰻屋は大繁盛し、他の鰻屋も真似するようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したようです。

しかし、日本における疲労研究の第一人者によれば、栄養価の高いものを食することが当たり前になった現代においては、エネルギーやビタミンなどの栄養不足が原因で夏バテになることは考えにくく、夏バテ防止の為に鰻を食べるという行為は医学的根拠に乏しいとされ、効果があまりないとされています。

2018年の鰻の値段は、もうむちゃくちゃな高値になっています。

何しろ、鰻は絶滅危惧種に近づいています。

まずは魚屋さんに行って、どんな様子か直接鰻の流通を尋ねてみました。

行った先は、淡路市にある魚屋さん「魚佐太(うおさた)」です。

魚佐太には以前息子達家族と行った事があります。

その時ここの大将の気っ風の良さを思い出し、行ってみる事にしました。

魚佐太の大将のお話では、2018年7月20日の土用の丑の日の鰻は、予約を受付しているようです。

これまでは土用の丑の日が近づくと、馴染みのお客様には魚佐太の方から声をかけて、予約を集めていたそうです。

ところが、2018年の予約は先が読めないので、魚佐太の方からお客様に予約の声かけをするのはやめているそうです。

今日は蛸の良いのが入荷しているので、蛸はどうですか?と言われました。

蛸の活きがいいかどうかは、吸盤に指を触れてみればわかるそうです。

活きの良い蛸は、指を吸盤に添えると、すぐに吸盤が指にくっついてくるそうです。

試しに触ってみると、確かに蛸の吸盤は指先に吸い付いてきました。

蛸を買おうか、見送ろうか、判断を迷いました。

奧さんは、クーラーボックスを持って来ていないので、蛸を買うことにためらいがありました。

魚佐太が経営する飲食店があるので、そちらでお昼を頂く事にしました。

お魚のお店から、100mほど離れた場所にあります。

お魚を注文して、捌いてもらい、飲食の帰りに受け取ります。

飲食の魚佐太は、魚屋の大将の息子さんが経営しているようです。

予約をしていたので席は一番奥の落ち着いた場所に案内されました。

メニューを見て、しばらく何を注文するか、考えました。

選んだメニューは日替わり定食と、上海鮮丼です。

ちょうどお昼時なので、地元の方がどんどんお店にやってきました。

地元の人が利用するお店は、選んで間違いはありません。

日替わりランチは品数が多く、とてもお得感があります。

天ぷらの盛り合わせ、煮物の小鉢、刺身、じゃこご飯、味噌汁、鮭の塩焼き、だし巻き卵、きんぴらごぼう、漬け物が入っていました。

お昼の定食と、もう一つ海鮮上丼を、奧さんと私とで分け分けして頂きました。

美味しいなと思ったのは、味噌汁の味です。

味噌汁はベースになっている下味がしっかりしていれば、美味しい味噌汁になります。

ご飯の上にもちりめんが乗っていて、ご飯が進みやすく美味しいく頂きました。

淡路に来れば、三宮の飲食店で食べる料理がうんと安くうんと新鮮に感じます。

かといって、お昼休みにいつも淡路島に来るわけにもいかず、安くて美味しいお魚を食べられるのは淡路島に来たときに限ります。

以前は大磯の渡舟食堂を利用していましたが、渡舟食堂は観光客の利用が中心になり、地元の人は渡舟食堂を利用しにくくなりました。

渡舟食堂に行きづらくなって、周りの店をあちらこちら探しているうちに、今日の魚佐太を思い出しました。

海鮮丼のお値段は1300円でしたが、ウニもついていました。

魚屋さんが経営するお店なので、どのお刺身も活きの良い美味しお刺身を使っていました。

これは何ですか?と尋ねると、温泉たまごです。

温泉卵も定食に付いていました。

温泉卵までが定食に付いているのは、かなりのお得感があります。

食事の後には、アイスコーヒーか林檎ジュースのサービスがありました。

私と奧さんはアイスコーヒーを頂きました。

1000円の定食で、珈琲のサービスまでがあるので、その充実さに驚きました。

昼食の後は、魚佐太のお魚のお店の方によって、捌いてもらったお魚を受け取りました。

今日は、クーラーボックスがないので氷を入れて下さいとお願いすると、なんと、冷凍したゲソを凍り代わりに沢山入れてくれました。

これは良い工夫です。

おまけの魚を凍らして、冰代わりに使えば、お客様は喜びます。

この気っ風の良さと工夫がが魚佐太のお店が流行る原因です。

2018年7月12日(木)

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