そば処 秀峰(代表:乗峰秀樹さん)は、苫田郡鏡野町女原にあります。

秀峰のメニューは、冷たいお蕎麦が、ざる蕎麦、おろし蕎麦、からみ大根付き蕎麦、とろろ付き蕎麦、蕎麦がき、鴨せいろ蕎麦です。温かいお蕎麦は、いずみ蕎麦、きつね蕎麦、山かけ蕎麦、鴨南蕎麦、カレー南蛮蕎麦などがありました。 岡山(5)

苫田郡鏡野町女原は、人家の少ない、静かな高原地です。気温も津山より寒く感じました。周りは田んぼと畑、そして向こうには、山が続きます。

今日の昼食は「そば処 秀峰」です。場所は、〒708-0423 岡山県苫田郡鏡野町女原63-5

農家の一軒家を改装したおそば屋さんです。

隠れた場所ですが、根強いファンが多くいて、人家が少ない、過疎地にも関わらず、お客様が絶えません。今日も、平日なのに、お店は予約で一杯のようです。

そば処 秀峰の庭には、たわわに実った柚子の実が、すずなりに見えました。あれだけ沢山ゆずが、庭にあったら、いいなぁと思います。

そば処 秀峰の周りは、田んぼと畑です。これなら、イノシシも、鹿も、夜になったら、作物を目指して出てきそうなものですが、遠目には、荒らされたようには見えません。

津山から、鏡野町まで来る間、ドライブの途中で目に付いたのは、農家や民家が空き家となって、売り家の看板が掛かっているお家が多いことです。

この地域では、あまり仕事がありません。街に出た子供達は、帰ってきません。高齢者になると、家の維持も大変なのです。売り家の看板を出しても、何年も売れない、辛い状態が続いているようです。

そば処 秀峰は、そんな空き家を買って、そば処に活用している、数少ない成功事例です。

予約客の皆さんをもてなしているのは、地域の婦人会のようです。高齢者に対応して、座る席は、椅子席になっています。

メニューは、冷たいお蕎麦が、ざる蕎麦、おろし蕎麦、からみ大根付き蕎麦、とろろ付き蕎麦、蕎麦がき、鴨せいろ蕎麦です。温かいお蕎麦は、いずみ蕎麦、きつね蕎麦、山かけ蕎麦、鴨南蕎麦、カレー南蛮蕎麦などがありました。

松葉博雄は、きつねソバを選びました。今日は少し寒いので、温かいそばにしました。

奥さんは、とろろ付き蕎麦です。ざるソバが、そばの常道です。以前に、出石に行ったとき、出石の名物の出石蕎麦をいただいたことがあります。

そばには、「お節介・食べ方指南」というのがあります。

一、汁をお猪口に注ぎ、つゆの味を味わう

二、まずそばとつゆだけで麺を味わう

三、次に薬味として葱、わさびでさっぱりと頂く

四、山芋、卵で違った美味しさを味わう

五、最後は、そば湯で締めてご馳走様

これが指南です。

この、お節介指南を思い出しながら、おソバを正しい食べ方でいただきました。

今の時期、日本蕎麦は、新そばです。

確かに、美味しいおそばでした。もっといただきたいほどでした。

ソバの後は、珍しい蕎麦がきです。そばがきとは、そば粉を水やお湯で練って、モチのようにしたものです。

味付けは、ねぎ、おろし大根、ワサビ、そばつゆです。

年越しそば予約受付中 1人前500円

津山市内及び鏡野町内なら、配送してくれるそうです。

ざるそばや、きつねソバの単品だけなら、ちょっと物足りないところですが、そばがきがあって、適度な満腹感になりました。

帰るとき、秀峰の庭を見せてもらいました。手入れの行き届いた、日本庭園です。この手入れに、年間50万円ほどかかるそうです。

この辺りは、冬になると雪が積もる地域です。今日は、ガラス越しに日が部屋まで届いて、震えるような寒さではありませんでしたが、石油ストーブは既に使われていました。

こんな、風情のある古民家が欲しいなぁと、松葉博雄が奥さんに言えば、腰が痛いのに、手入れは出来ませんよと、本当のことを言われると、つかの間の夢も砕けてしまいました。

どんどん村の人口が減っていき、高齢者では集落が支えきれなくなる、その寸前を、限界集落と言います。

限界集落(げんかいしゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落を指す、日本における概念です。(ウィキペディアより)

2014年11月13日(木)