沖縄県恩納村の朝日会 お正月は前兼久の子供達と餅をつきます
沖縄県恩納村の朝日会では、第三回餅つき大会の始まりです。前兼久の住民の人たちに、幸せを招ぶと評判になるように、餅をつきます。
【沖縄県恩納村前兼久の朝日会で沖縄文化を吸収し、本土の文化を紹介する活動をしています。 第115回沖縄訪問 その8】
いよいよ、餅つきとなると、
石臼の周りに、朝日会の皆さんが集まってきました。
若手が中心になって石臼で、餅をつきます。
朝日会で餅つき大会をするのは、
これが3回目ですが、地元の人たちには、
いつ餅つき大会が始まるのか案内がまわっていません。
これは、来年への課題です。
松葉博雄も餅をついています。
お正月のお天気のもとでは、
ウインドブレーカーを着ていると暑くなってきます。
「ペンションムーンビラ」の玉城常司さんも参加です。
松葉博雄は餅つきの、
杵を降り下ろす腰に力が入っていません・・・。
「しっかりせえ!」と言われています。
餅をつかない人たちは、
餅が出来るまで暇なので、
芝生で、ゴルフのアプローチの練習をしています。
片山正喜さんは昨日から
餅つきの為の下ごしらえの準備してくれました。
料理も、イベントも、大変なのは縁の下の力持ちである、
見えないところでの下ごしらえです。
松葉博雄の奥さんもと金城家の金城千賀子さん、
金城利絵さん、金城クレアちゃんも到着です。
あんころ餅を作る手伝をしてくれました。
餅つきは、ただ力づくで作るものではありません。
まず餅米を石臼の中で、
杵を使ってすり潰して米の形が崩れるまで、
すり潰し、その後から杵でついていきます。
熱いので、石臼にくっつかないように、
時々は離していくのですが、水を手に付けて、
熱々のお餅を剥がしていき、
それでも手が熱いのです。
クレアちゃんもお餅つきをしたいと言って、参加です。
クレアちゃんは、あんころ餅を作って、
グルグル巻いて、
あんこを入れて、手にベトベト付くので困っています。
子ども達も大喜び、3回ついて、
もう食べきれないほど出来ました。
2010年は明るい穏やかなお正月です。
ハイビスカスも輝くように咲いています。
お餅つきが終わると、
金城正浩さんのお家に行って、
ご先祖様に新年のご挨拶をして、ご馳走を頂きます。
お刺身、ブタと山芋のおかず、
芋の擦ったもの、天ぷら、唐揚げ、なかみ汁、
いろいろ食べて、もうお腹いっぱいになりました。
松葉博雄は、朝、
ホテルでの餅つき会場でお雑煮をいただき、
その後、部屋に戻らないで、そのまま、
前兼久の鎮守の初詣に飛び出したので、
お年玉袋をホテルに忘れてきています。
たくさん子ども達がいるのに、
お年玉を持って来ていません。
後から持って来ます。
沖縄のお正月料理は、
内地のおせち料理とは少し違います。
いわゆる、オードブル形式のお料理です。
松葉博雄は、前兼久の集落をまだ日が高いうちに、
酔っぱらって歩きます。
神社の前を取ってホテルに戻ってきて、
しばらく休みます。
今日はもう外に出ないで、
ホテルで夕ご飯を食べて、テレビを見ます。
テレビでは、ウイーンフィルハーモニーのコンサートがありました。
素晴らしい演奏を聴いて、ビールを飲んでいます。
ウイーンフィルハーモニーの指揮者は、
お年は80歳を超えたお年ですが、
とても力強さを感じました。
何度もアンコールがあり、やはり良かったのは、
正月はこの曲から、という
「美しく青きドナウ」でした。
テレビの画面を通してですが、
ニューイヤーコンサートの式場には、
和服姿の女性をカメラは捉えていました。
2010年1月1日(金)