沖縄恩納村では、3月には、枇杷の実が収穫されています。やや小粒でも甘みのある美味しい枇杷の実は、市場でも高値で取引されています 第106回沖縄訪問(3)
沖縄恩納村では、3月には、枇杷の実が収穫されています。やや小粒でも甘みのある美味しい枇杷の実は、市場でも高値で取引されています。「恩納つばき」で夕食し、飲食店の流行る理由を考えてみました。
【春になれば春休み、夏になれば夏休み、冬になれば冬休み、休みが続くと沖縄の旅行客は増えて、沖縄の地元にも活気が表われてきます その3】
金城正則さんのお家にもう一度行きます。テーブルには枇杷の実が出ています。これは、饒波棟重さんのところから頂いた枇杷で、木になっているものを取ってきたという、枇杷の実です。
金城家に揃った、クレアちゃん、吏杏ちゃん、伊音ちゃんの3人娘です。神戸からのお土産をもらって、3人ともとっても嬉しそうです。
金城さんのお家も、今日これから、高校合格のお祝い会に行くために、少しだけしか時間ないのですが、少しだけビールを頂きました。
高校合格祝いの祝賀会には、金城家の孫達も付いていくので、おめかしをして、訪問に備えています。
吏杏ちゃんは、もうしっかりとした足で立って、二人のお姉ちゃんについて歩くようになっています。
子供の成長は、早いものです。
金城正則さんも、高校合格祝賀会に出掛ける準備が出来ています。
沖縄の夜は、少し冷えるので、外出には、ポロシャツの上に上着を羽織っています。
金城家を去って、今夜の食事は、ムーンビーチホテルの近くの「恩納つばき」に行きます。
朝日会の会員になる前は、「恩納つばき」はしょっちゅう行っていたお店です。
「恩納つばき」のオーナーさんは、元々、寿司職人なので、ポットでの観光客相手の素人料理とは違いがあります。
オーナーさんは、宜野湾の本店の寿司屋に常駐しているので、恩納村のお店では、たまにしかお会いしません。
「恩納つばき」では、今日は、オリオンビールと牛肉のたたき、混ぜご飯のジューシーを頂きました。
まわりは、春休みを利用したグループ旅行や、家族旅行の人達が、沖縄の料理を楽しんでいます。
少し困るのは、タバコの匂いと煙がこちらに近づいてくることです。
まだ、完全禁煙のお店にはなっていません。
「恩納つばき」の料理長さんは、松葉博雄夫妻の顔を覚えてくれていて、わざわざダイニングから出てきて、一声掛けに、挨拶に来てくれました。
サービス業は、この顔を覚えているという態度を示すことが大切なのです。僅かなひと言でも、自分はこのお店の馴染み客だと思われると、満足するのです。
それが、反対に、いくら通っても、全然反応がない接客態度だと、お店に親しみが湧かないのです。現場接点こそ、接客サービス業の成功要因の源です。
もちろん、性格的に人懐っこい、サービス精神溢れる人もいれば、よそよそしい、なかなか馴染みにくい、距離を縮めようとしない性格の人もいます。
お店の人と仲良くなろうと思えば、お客さんの方からも、なんだかんだと積極的に声かけをして、世間話でもお天気の話でもして、料理の味の評価をしてあげると、喜ばれます。
「恩納つばき」が入店している場所は、以前には、短いサイクルでお店の種類が変わっていて、こんなに長く続くと、利用者としては安心です。
2009年3月16日(月)