タコ釣り名人:腕のいい漁師は、手ぶらでは帰ってきません 第101回沖縄訪問(3)りめい
【タコ釣り名人の上間光元さんは決して手ぶらで帰ってきません。恩納村前兼久漁港に夕日が輝き、漁から帰って来る入り船が続きます。
沖縄訪問第100回を超えて、松葉博雄の沖縄訪問は、どこまで続くでしょうか? その3】
タコ釣り名人の上間光元さんや金城正則さんと冨着勝弘さんらが釣った獲物が今日の朝日会のお魚のようです。
夕方の4時近くになって、朝日会に行ってみました。
クーラーボックスを開けてみると、賑やかな色の魚がたくさん見えます。金城正則さんが、この魚の中から刺身を作ってくれます。
芝生には、鳩が寄ってきます。鳩にあげるパンに、泡盛をしみこませてあげると、鳩はパンを食べるときに、泡盛も一緒に飲んでしまって、フラフラするそうです。
千鳥足で鳩がよたよたしながら、芝生を歩くそうです。この話は本当でしょうか?落語の「道具屋」の中にも出てくる話です。
落語は、雀に酒に浸したお米を食べさせて、ピーナツを置いておくと、酔っぱらったスズメが、ピーナツを枕に寝ているところを捕まえるという、ストーリーです。
鳩が本当に酔っぱらうかどうか、動物愛護のために、そんな真似はしません。
パンとピーナツを芝生に巻くと、鳩は首を前に振りながら、嬉しそうに1羽の鳩が全部食べました。
今日のお刺身は、大きなハギを金城正則さんが捌きます。
見事な包丁さばきで、お刺身ができました。
饒波棟重さんがやってきました。饒波棟重さんは、豚のしっぽを煮込んだものを冷凍して、保存したものを持ってきてくれました。
茹でたら、すぐに食べられます。これは、ゼラチン質が多く、プリンプリンして、とても美味しい、食べやすいお料理でした。
朝日会のテントは少し奥に入ったので、前のように目の前に海が見えません。ちょっと前に出て、横を見てみました。夕焼けです。
夕方の5時頃になりました。飛行機が空を飛んでいます。
港を見ているとき、ちょうど上間光元さんが、タコ獲りから帰ってきて、陸に上がるところです。声を掛けて、寄っていって見ました。
今日は、大きなタコが2匹獲れました。見事なタコです。さすがタコ獲り名人です。
手ぶらでは帰ってこない漁師魂に感心し、上間光元さんがタコを持ち上げているところを写真撮影しました。
2008年11月2日(日)