お盆の最終日には、ご先祖様を玄関からあの世へお見送りします。サトウキビの幹を杖に、「ウチカビ」を燃やして、お小遣いを持たせます。「また来年まで、あの世から私達を見守って下さい」とお願いします。

【恩納村のお盆の行事、エイサー祭に参加するため、第99回沖縄訪問にやってきました。　その14】

北谷のステーキハウス「金松」でお腹一杯になった後は、前兼久に戻って、朝日会には、7時頃に着きました。

今日は、たくさんのメンバーが朝日会に来ています。

「ペンション・ムーンビラ」の玉城常司さんも来ています。

ワンちゃんを2匹連れて、散歩に来ていました。

今日は、十六夜の満月です。素晴らしい月が、東から昇ってきます。ゆっくりと上がっています。

原さんは、饒波棟重さんの奥さんが持ってきた、佐渡の一夜干しのスルメイカをこれから鍋で炒めるところで、下ごしらえです。

250グラムのステーキを食べた後なので、あまりお腹が空いていません。せっかくの佐渡の一夜干しのするめも、見るだけです。

もうひとつ、お腹があれば、佐渡の一夜干しのイカも頂きたいです。

満月の夜は、潮も満ちて、かなり水位が上がっています。朝日会で団欒の後は、金城正則さんの家に行きます。

金城家では、利絵ちゃんが作ってくれたお料理の、魚汁とナマコの味噌炒めを頂きます。

ステーキを食べていたので、もうお腹いっぱいです。

今日は、やや早めに失礼しました。ホテルに帰ってみると、まだまだ盆踊りが続いているようです。

祭りの夜の賑わいは、ホテルの上層階にも、三線の音や、太鼓の音で、伝わってきます。

今夜は、お盆の送り火の日です。あの世から戻ってきた、ご先祖様を家の仏壇でお迎えした後は、今夜、サトウキビの枝で作った杖と、
「ウチカビ」の模造紙幣を焼いて、あの世でお金に困らないように、お送りします。

これで、今年のお盆のエイサー祭りも終了します。

2008年8月16日（土）