恩納村の冨着ビーチ沖でのシュノーケリングは、魚を捕る目的もあります。ヤスを用意して潜ってみても、あいにく引き潮のため、獲物は見つかりませんでした。 第98回沖縄訪問(9)
恩納村の冨着ビーチ沖でのシュノーケリングは、魚を捕る目的もあります。ヤスを用意して潜ってみても、あいにく引き潮のため、獲物は見つかりませんでした。
【沖縄本島の梅雨は明けました。恩納村前兼久の海は、水温も上昇し、裸でも寒くありません。 その9】
金城正則さんの「めぐみ丸」から、獲物を入れる小さな小舟を下ろし、その小舟が漂流しないように、腰紐で巻いて、曳航しながら、潜っていきます。
一方、片山さんは、水中銃を片手に、大物狙いのような準備をして、サメでもシャチでも大丈夫のような感じです。
二人の水中写真を撮るために、それぞれ代わる代わる行き先を見つけて、接近する必要があります。
海に入ってみると、上からは見えないので、どこにいるのやら、方向感覚が分からなくなります。
ところどころ、岩に綺麗な貝が着いているのが見つかります。
側に寄ってみると、シャコ貝が波に揺られて、プランクトンか虫か、獲物を捕るために、貝を開いている時があります。
エンガワに当たる部分は、シャコ貝のそれぞれの個性の色があり、その色もまた、一瞬にして、変化する場合もあります。
たいていの場合は、人が近づくと、急いで貝を閉じて、キレイなシャコ貝の貝の内側の絵模様が、見えることがありません。
今日は、潮が引いて、獲物が沖に出たのか、あまり大きな魚が見つかりません。
金城正則さんの引っ張っている小舟には、小さなサザエや、シャコ貝、タカセ貝などが、ぱらぱらと取れているだけでした。
片山さんの方も、水中銃を発射する相手も見つからず、見つかる貝をえぐって穫っているぐらいです。
2時間ほどのシュノーケリングをした後、金城正則さんは諦めきれず、今度は、ハリセンボンを追いかけています。
ハリセンボンは、アバサー汁にするつもりです。
6月下旬の沖縄の天気は、本土の真夏です。少し雲がかかっていて、直射日光になっていません。
直射日光になると、紫外線が特に強く感じます。海の底を見るために、背中を日に当てて泳いでいるので、首筋が日焼けしています。
そろそろ、今日のシュノーケリングも終わりに近づいてきます。松葉博雄は、先に「めぐみ丸」に戻り、上から二人を写しました。
2008年6月24日(火)