恩納村「ビオスの丘」の山頂からは、嘉手納基地、真栄田岬、恩納海岸、勝連半島、宮城島、金武湾、伊江島などが一望できます 第94回沖縄訪問(4)
恩納村「ビオスの丘」の山頂からは、嘉手納基地、真栄田岬、恩納海岸、勝連半島、宮城島、金武湾、伊江島などが一望できます。
【沖縄の名護市から日本の桜前線はスタートします。1月下旬には、名護市で桜祭りがスタートです その4】
片山さんの菜園を後にして、山登りに出かけます。
周りには、クワズイモや、亜熱帯植物が茂っています。洞窟もあります。
知った人しか通らないような、険しい道をこれから歩いていきます。
これも、健康のためです。
いつの時代か、この地方の豪族であった、久良波大主の墓も深い森に包まれて、静かに眠っています。
戦前までは、沖縄地方は土葬が多く、洞窟や岩の隙間には、亡くなった人が祀られ、お墓の代わりをしていました。
30分ほど、細い道を3人は黙々と、こけないように用心しながら、山頂を目指して歩き続けました。
山頂にたどり着くと、展望台があることが分かりました。登ってきた道と別の方向を見ると、整備された道には階段があり、両側には緋寒桜が咲いています。
はるか向こうの方には、米軍の基地や、遠く宮城島、伊計島、恩納岳などが見えます。
本部の伊江島も見えます。
ここは、東シナ海と金武湾の間を一望できる場所です。
360度パノラマ状態で、どの方向に何があるのか、案内図を写しました。
実際の風景も、写しました。対比して見て下さい。
ビオスの丘からは、沖縄の東海岸と西海岸の両方が見えます。
西海岸には、残波岬、真栄田岬、恩納海岸、遠く伊江島などが霞んで見えます。
東海岸には、金武湾、宮城島、勝連半島が見えます。
以前に、松田光正さんとここに来たことがあります。ビオスの丘から見ると、前兼久は、開発されたリゾート地区だということが分かります。
ビオスの丘の歩道には、緋寒桜も咲いていて、春が間近です。
ビオスの丘の山頂の芝生の上で、片山さん、愛犬リー、松葉博雄夫妻が一服します。緋寒桜は、かなり咲いています。
温度の感覚としては、神戸より3ヶ月ぐらい早いでしょうか?
360度のパノラマを見ています。すばらしい沖縄の自然の景色です。
国土地理院が調査した碑があります。
米軍の基地や恩納村も見えます。
2005年5月にビオスの丘に登ったときは、階段の下まで車が着いて、少し階段を登るだけで山頂に着きましたが、今回は、獣道を通って登ってきたので、自然を満喫し、足腰の運動になりました。
これから来た道をゆっくり下って戻ります。
2008年1月25日(金)