沖縄の年越しそばは、神戸のお蕎麦とは違って、沖縄そばを使います。ジューシーのおにぎりを食べながら、新しい年への年越しの瞬間を待ちます 第93回沖縄訪問(6)
沖縄の年越しそばは、神戸のお蕎麦とは違って、沖縄そばを使います。ジューシーのおにぎりを食べながら、新しい年への年越しの瞬間を待ちます。【沖縄恩納村前兼久集落のお正月の過ごし方 その6】/年越し蕎麦
朝日会の後は、金城家に集まって、女性の方々は、これから年越しの料理の準備をします。
主婦は大変です。テレビの番組を聞きながら、お節料理を作っています。
沖縄のお節料理には、揚げ物がたくさんあります。
お節料理と平行して、金城千賀子さんは、年越しソバを作ってくれています。
炊き込みご飯のような、「ジューシー」を作ってくれました。これを松葉博雄は、熱いうちに、食べやすく、料理を作りながら食べられるように、サランラップでおにぎりにします。
なぜかというと、お節料理は時間が掛かり、料理が終わるのはまだ先で、それまで待っていると、座って食べる前に、お腹が空くからです。その点、おにぎりにすると、途中でお料理を作りながらでも食べられるからです。
サランラップに熱々のジューシーを乗せて、おにぎり三角形を作ります。
食べる人に合わせて、ご飯の量を少なくしたり、多くしたり、変えています。
気になる白菜の漬物を上げてみると、ほぼ漬かっていました。
白菜は、すべて上げて、冷蔵庫に入れることにしました。味もよく漬かっていました。
金城家では、テレビのK1を見ながら、大晦日を過ごします。紅白は見ません。K1が始まっているときに、仲程學さんがやってきました。
仲程學さんも一緒に、年越しそばを頂きます。
年越しソバをいただきながら、K1を見ながら、話している男性グループと、主婦のグループは、全く違う話題を話しています。
甘エビを剥いて、泡盛の肴に出てきました。
年越しそばも出来上がりました。
松葉博雄の幼い頃は、年越しの除夜の鐘を聞くために、12時まで起きておくことが辛くて、途中、うとうとしていたことがありますが、現代の子どもたちは、12時近くになっても、しっかり目は開いています。
仲程學さんが持って来てくれた、特別泡盛は、チビチビ飲んでいるつもりが、もうなくなってしまいました。
金城正道さんも一緒に飲んでいます。
金城千賀子さんが、孫の伊音ちゃんの記念写真を見せてくれました。
金城家の皆さんは、節目節目に記念写真を写し、子どもたちが大きくなったときに、「こんな幼いときもあったね」と、宝物を作っています。
だんだんと時間は過ぎ、間もなく、2008年1月1日を迎えます。
毎年、沖縄でのニューイヤーのお祝いは、リゾートホテルが打ち上げる花火を見ながら、お祝いをしています。
これから、ホテルに向かって、花火を見る準備に進みます。
2007年12月31日(日)