沖縄恩納村の恩納岳には、十六夜の月が上がり、東シナ海には、日が沈む頃、朝日会では、今夜も宴が始まります 第90回沖縄訪問(14)
沖縄恩納村の恩納岳には、十六夜の月が上がり、東シナ海には、日が沈む頃、朝日会では、今夜も宴が始まります。
【沖縄恩納村の季節の行事を追って、9月の観月会 その14】
ホテルでお風呂に入り、宮城島のアクナ浜の砂落としをして、シュノーケリングに使った機材の潮を洗い流します。
そろそろ西の海には日が沈み、東の空には月が上がります。
今夜は、十六夜の艶かしい月が昇ります。
恩納岳の空に、大きな月が上がり、そろそろ朝日会に行く時間になりました。
衣服を着替えて、前兼久の集落を通り抜け、朝日会に向かいます。
朝日会では、グルクンの唐揚げがありました。
パリッと揚がって、美味しくて、オリオンビールにとても馴染みます。
上間雄明さんは、「松葉さん、明日は帰るの?寂しくなるね。また来てね」と、強い沖縄方言で言います。
大体、雰囲気で、何を言っているかを判断します。
今夜も、金城家で晩御飯を頂くことになります。今夜は、焼きそばをすることになりました。
朝日会の皆さんが、今日獲った鰯の群れは、皆さんに配られて、金城正則さんは、鰯を保存しておいて、次のマグロ、カツオ釣りの時に、餌に使います。
電気プレートで、卓上で、焼きそばを作ります。
豚肉を炒めて、野菜を炒めて、焼けた頃、そばを入れ、混ぜて、ソースで味付けします。
奥さんたちが今日、ドライブに行って買ってきた、行列の出来る天ぷら屋さん「中本鮮魚店」の天ぷらをビールのあてに頂きます。
糸満観光農園のワイン工場で買ってきた、糸満ワインを金城千賀子さんとうちの奥さんが、ワインの栓を開けて、二人で乾杯しています。
パッションフルーツの甘い香りが、香ってきます。ちょっと味見をしました。甘さが、お酒好きの辛党には、ちょっと強く感じました。
クレアちゃんに、松葉博雄は、明日、神戸に帰ることを話すと、「帰っちゃダメ」と、言われました。
「来月、また来るからね」と言って、「またお土産を持ってくるからね」と言うと、「それならいいよ」と言われました。
第90回沖縄訪問の間、雨にも祟られず、ずっと晴れて、観月会も出来、今回は、天候に恵まれて、ラッキーでした。
金城正則さんのお家から、ホテルに帰る頃には、月は頭の上に昇り、青白くなっていました。
国道58号線を歩いて、前兼久の中心を歩いて、ホテルに戻り、今夜は眠ります。
2007年9月26日(水)