沖縄前兼久で、自給自足の野菜作りに挑戦します。レタス、春菊、島大根、サラダキャロットを蒔きました。 第90回沖縄訪問(5)
沖縄前兼久で、自給自足の野菜作りに挑戦します。レタス、春菊、島大根、サラダキャロットを蒔きました。
【沖縄恩納村の季節の行事を追って、9月の観月会 その5】
今日は秋分の日の振替休日です。お天気は晴れです。風は変わって、北の風になっています。
ホテルのベランダから見ると、国道58号線に面した、前兼久バス停前の栄商店の隣のお家を、パワーシャベルで壊しています。また新しいビルが作られるようです。
朝日会に行ってみました。今日もダイビング客が大勢来ています。バスロの船には、たくさんのダイビング客がボンベを乗せて、沖の方へ向けて出港です。
琉球新報のニュースでは、昨日、自民党総裁が福田康夫さんが当選したことが、トップページに出ていました。
朝日会には、誰もいません。ちょっとがっかりして、金城家に寄ってみます。金城家での朝ご飯は、昨日作って、一晩寝かせたおでんです。
これがとっても美味しいのに驚きました。やはり、おでんは一晩寝かせると美味しいです。
朝ご飯を頂いた後、今日の行動を考えます。まず、「おんなの駅」に行って、野菜の種を買うことにしました。
「おんなの駅」で、レタス、春菊、島大根、サラダキャロットの種を買ってきました。
これを持って、片山正喜さんのお家に行きます。
家庭菜園を持っている片山正喜さんが提案してくれたことは、「松葉さん、毎月来てるんだったら、自分で、畑に種を蒔いてみませんか?」と声を掛けてくれました。
良い考えなので、今日は畑作業に行くことにしました。何しろ、沖縄の9月は暑いですから、しっかり暑さ対策をしていきます。
最近、片山正喜さんの畑では、イノシシに芋をやられたそうで、畑にイノシシの足跡が付いていることを見つけました。収獲目前のサツマイモを根こそぎやられたそうで、とても残念です。
2つの畝を貸してくれることになり、「ここに種を撒きなさい」と言ってくれています。もうすでに耕しているのですが、種まきのために、少し鍬入れをします。
畝が2つあるので、1つを葉っぱ類の春菊とレタス、もう1つは根の物の大根とサラダキャロットにしました。
奥さんは、帽子を被って、長袖に長靴を履いて、暑さと泥対策をしています。炎天下の元、二人で一生懸命、畑を耕しています。
元々、沖縄の土は赤土なので、畑には向きません。そこで、いろいろ土壌を改善しています。例えば、牛糞を蒔いたりします。
種を蒔いた後は、直射日光がきついので、上から遮光をします。そして、水遣りをします。
上から保護ネットを被せていると、カラスや鳥の害も防げます。早速、イナゴがやってきています。
畑仕事が終わると、汗でびしょびしょです。一見、狭い感じですが、これだけあれば、今年の秋冬の野菜は大丈夫のようです。1ヶ月もすれば、芽が出る予定です。
片山正喜さんは、ここを開拓するのに、何年も掛かっています。水道がないので、水は雨水を溜めています。それをポンプを使って撒くわけです。
苦瓜が出来ています。パパイヤや、バナナもあります。
冬になってくると収獲が難しくなってきますが、「寒くなる前に収獲出来たらいいなぁ」と、思うぐらい立派なバナナです。
片山正喜さんの畑から見ると、前兼久と冨着の村が一望できます。
今日は、北の風であることが、片山正喜さんの家の海賊マークの旗で分かります。
7月に勝連半島へのドライブにご一緒した湧田さんが尋ねてきたので、松葉博雄夫妻と4人でお昼を食べに行くことにします。さて、どこに行きましょうか?
2007年9月24日(月)