沖縄の恩納村前兼久地区のお盆のお見送りは、仕上げがエイサー踊りです。 第89回沖縄訪問(18)
沖縄の恩納村前兼久地区のお盆のお見送りは、仕上げがエイサー踊りです。お盆のお供えのお料理を頂きながら、エイサー踊りを待ちます。
【お盆行事と恩納村のエイサー祭 その18】
朝日会の後は、金城正浩さんのお家です。金城正浩さんとビールや泡盛を飲みながら、馬刺しを頂きました。
馬の肉の刺身です。金城正浩さんが、自分で釣ってきた魚もあります。
お料理は、揚げ物が多いです。
金城正浩さんは、長男のお家なので、一族の皆さんが集まって、兄弟、従姉妹、はとこの顔見世です。
お仏壇には、たくさんのお中元が届いています。 全部、お供えです。うず高く積まれています。
こういう年中行事を繰り返して、一族の同族意識というものが意識されるようです。しかし、おもてなしの料理を作る女性は大変です。長男の嫁は特に大変です。
沖縄でいつも驚くのは、家族の絆の強さですが、このような季節の行事で強くなっているということが分かりました。
沖縄のお盆にお供えする家庭料理をあれやこれやと頂きました。子どもたちもたくさん集まって、大喜びです。
従兄弟の金城さんが、三線を弾いてくれました。とても上手です。前兼久漁港の前に家があって、家を通ると、三線を弾く音がよく聞こえてきます。
豚の三枚肉、お寿司、ビールなども頂きました。金城さんから、
「何かリクエストがありますか?」ということで、「19の春」をリクエストしました。
儒教の教えなのか、料理を頂くときも、男の人の席と、女の人の席が分かれています。
静かな沖縄の夜には、もの哀しい三線の音がよく似合います。金城正浩さんも、三線を取り出し、音あわせをしています。
今夜出ているコバルトスズメのでっかいサイズに見えるのは、スズメダイの大型で、から揚げにして、頂きます。スズメダイは、味噌汁にも使います。
金城正浩さんに孫が集まってきています。クレアちゃんも伊音ちゃんも集まってきます。
幼い子どもたちを膝の上に乗せて、金城正浩さんは、嬉しそうです。前兼久青年団のエイサー踊りは、最後の踊りを前兼久共同売店の前で行います。
金城正浩さんのお家は、前兼久共同売店の向かいなので、エイサー踊りは、前兼久地区の最後の順番になります。予想では、深夜の2時過ぎになります。
2007年8月27日(月)