「沖縄科学技術大学院大学」のキャンパス工事をカツオ釣りの船から見ました 第89回沖縄訪問(3)
「沖縄科学技術大学院大学」のキャンパス工事をカツオ釣りの船から見ました。真栄田漁港では、鰯の大群を追い込み漁で逃がしてしまいました。
【お盆行事と恩納村のエイサー祭 その3】
朝は少し雨が降っています。
金城正則さんのお誘いで、今日は、釣りに出掛けます。
朝8時の約束が、8時半に延びてしまいました。
一緒に行くのは、金城正則さんと、冨着勝弘さんと、松葉博雄の3人です。目的は、カツオ釣りです。
浮きブイがある所まで船を走らせて、そこで回遊魚のカツオを狙う訳ですが、1匹だけ釣れたのは、小さいカツオでした。
船から見えるのは、恩納村に「沖縄科学技術大学院大学」が建設される工事現場です。
冨着勝弘さんは、シーラを釣りました。しかし、どうもあまり成果が芳しくないので、早朝から釣りに行った人たちに連絡して聞いてみると、先発グループの皆さんも釣れていないようですから、今日は諦めて港に帰ります。
お昼ごろに前兼久漁港に帰ってきました。
この後、お昼ご飯は、金城正則さんのお家に戻って、播州手伸素麺を食べました。
夏の暑い時には、冷たい素麺が美味しいのです。ハム、キュウリ、卵焼きを細切りにしたのもを、麺つゆと一緒に頂くと、栄養もバランス良く取れます。
昼食後は、また前兼久港に戻って、「どうしようかな」と思っていると、いい情報が入ってきました。
真栄田岬のある、真栄田魚港内に、鰯の大群がいるということです。早速、朝日会のメンバーで、真栄田漁港に追い込み漁をしに行くことになりました。
真栄田岬漁港の内に、たくさんの鰯が来ているそうです。岸壁から見ても、黒く見える魚群が、ゆっくり動き回っていることが見えます。
船をそっと出して、山城興善さんが細い目の網を丸くなるように、円形にしながら、船をゆっくりと右回りに旋回していきます。
追い込み漁と言っても、今日は、海に潜って追い込むのではなく、船からの追い込みです。
何千匹という鰯の群れを見たものの、網を挙げて見ると、結果としては、あまりたくさん獲れませんでした。どうやら、鰯を完全に囲い込めなかったようです。
海の底の部分まで網が届き、隙間が塞がれ、どこも逃げる所がなければ、鰯は一網打尽となるところでした。ちょっと残念でした。
以外なのは、太刀魚が網に掛かったことです。山城興善さんは、自分の船を前兼久漁港に戻すため、海路で前兼久漁港に帰ります。
松葉博雄は、車で前兼久に戻り、漁港に一足先に帰っていました。朝日会で待っていると、山城興善さんが後から船で前兼久漁港に戻ってきました。
先ほどの追い込み漁に使った、網に掛かった魚を取り出して、網から外していきます。
太刀魚と鰯は、朝日会ですぐに刺身にして、食べました。
獲れたての新鮮な太刀魚と鰯の刺身は、オリオンビールによく合います。
しかも、真昼間のビールは、炎天下で飲む冷たいビールは、たまりません。
普段は、仕事が終わって、日が暮れてから、家に帰って飲むビールとは、味が違う、雰囲気が違う、季節が違う、とてもいい環境だと思いました。
飲んでいると、しばらくして、片山正喜さんから、冨着ビーチに泳ぎに行こうというお誘いがあったので、これから行きます。
2007年8月24日(金)