沖縄ヤンバルの森には、ヘゴヤシが生い茂る群生があります。
ヘゴヤシは、絶滅危惧種です。ヤンバルでヘゴヤシを採掘してはいけません。 社長ブログ神戸/沖縄リゾート生活/ヤンバル ヘゴヤシ 第155回沖縄訪問(17)
「夏が来れば 想い出す」という歌があります。「マウイワルツ」です。
同じように、ヤンバルに来れば思い出すという場所があります。
それは地元の人しかきっと知らない、清流と亜熱帯植物の茂る場所です。
神戸で小さな水槽ですが、メダカの幹之(みゆき)を飼育しています。
アクリルの水槽には、内側に藻が生えてきます。その藻を食べてくれるのが、川で石についた苔を食べてくれるタニシです。
亜熱帯植物の茂る、あまり人が入ってこない過疎地では、思わぬ植物を見つけることがあります。
亜熱帯植物を見つけ、あるいは美しい花が咲いている枝を見つけても、それがどんな名前なのかわかりません。
そこで、とりあえずは写真をとっておいて、あとからインターネット検索をして名前を調べてみます。
ヤンバルをドライブして回ると、低地に入って、川の流れがある近くにはヘゴヤシが群生していることがあります。
ヘゴヤシは、乾燥した土地では、あまり見つかりません。
たいていは湿気のある、あるいは水が流れているしめった場所に群生しています。
片山正喜さんはすっかりヘゴヤシの魅力にとりつかれて、ヘゴヤシがどんな場所に茂っているのか、ヘゴヤシを育てる為の自然環境を調べようとしています。
ヘゴヤシは環境省により絶滅危惧種に指定され、自然のヘゴヤシを採掘することは禁止されています。
そこで、ヤンバルに行けばところどころに植物園があり、ヘゴヤシを売っているところもあるので、ドライブ中に植物園を見つけたら立ち寄ってみます。
沖縄かぐや姫のお店に入り、ヘゴヤシは置いていませんか?とお店の人に尋ねると、確かひとつあったように思いますと、温室に案内してくれました。
ありました。一鉢だけ有りました。これを1500円で譲り受けて、片山正喜さんは大満足です。
店の方に、このヘゴヤシの鉢はどのようにして栽培したのですか?と尋ねると、
ヘゴヤシの前葉体を畑で栽培していて、野山でとってきたヘゴヤシではありませんと言われました。
ヘゴヤシの先輩の松葉博雄からは、ヘゴヤシは毎日2回くらいは水をかけて、決して乾燥させない事をアドバイスしました。
沖縄かぐや姫には馬が飼育されているのですが、今日は小屋に入っているのか姿が見えません。
暑くなったので、沖縄かぐや姫でかき氷を頂きます。
片山正喜さんは氷ぜんざいで、松葉博雄はミルク金時です。
この辺りは高い山の頂上辺りかと思っていたら意外に低い所で、海抜はわずか46mです。
もし、50m級の大津波が押し寄せて来れば、こんな高台にも潮水が入ってくることになります。
片山正喜さんはヘゴヤシを獲得できたのでハンドルさばきも軽くなり、とても嬉しそうです。
以前は松葉博雄がヘゴヤシを素晴らしいと鑑賞していた時は興味なさそうでしたが、今はすっかりヘゴヤシファンになっています。
プロゴルファーの宮里藍さんの育った場所、東村に来ました。
東村といえば、パインです。
道の駅にも、東村のパインを売っていたので、やや小さめのパインを奧さんへの手土産に買って帰りました。
車の中にパインを置くと、甘酸っぱい匂いが車の中に立ちこめています。
道の駅に車をとめて、東村の浜辺に出てみます。
2015年10月9日(金)