東村の防波堤は、賢策か?愚策か?
恩納村の夕日です。東シナ海に空を染めて沈んでいく、遮る雲がない完璧な夕日です。 沖縄リゾート生活/東村/キレイな夕日 第155回沖縄訪問(18)
賢策か?愚策か?後世に問われる、施策です。
それは、2011年3月11日に起きた東日本大震災による大津波を経験して、全国の各地で堤防のかさ上げ工事が進んでいます。
ここ沖縄県東村でも、これまで美しい眺望であった海岸線に堤防を作りました。
堤防が出来てから、美しい海岸と海は堤防で視界を遮られ、景観がすっかり変わりました。
もし沖縄にも大津波が来れば、この堤防は東村の住民を守る賢策になります。
しかし、20~30m級の大津波であれば、この程度の堤防の高さでは防ぎきれません。
大津波は来ない事にこしたことはありません。
もし大津波が来た時に一部の場所だけに堤防を築いても、他の堤防のない場所から津波は押し寄せてきます。
東村の道の駅を折り返し地点にして、これから恩納村前兼久に戻るコースになります。
海岸線から離れて内陸部を走っているので、道の両側にはヘゴヤシが連続的に見えてきます。
戻る道中、メイクマンによって台所用品を買って帰りました。
今日の夕日は期待できそうです。
東シナ海に沈む真っ赤な太陽が、地平線の向こうにゆっくりと沈んでいく、雲がかかっていない、完璧な夕日が撮れそうです。
片山正喜さんも一緒に、ホテルのテラスから沈みゆく夕日をゆっくりと鑑賞しています。
朝日を見るのと、夕日を見るのは、どちらの方が元気が出るでしょうか?
朝日は、一日の始まりです。夕日は、一日の終わりです。
一日の終わりを見ていると、人生の終わりを見るようで寂しくなりますが、
これから夜の始まりだと思えば、楽しくなります。
第一、松葉博雄は朝日なんて、1年の中で見る事はほとんどありません。
日が昇ると言えば、夏なら5時か6時で、そんな早い時間に起きられるわけもありません。
夕日は6時前後なので、毎日この時間なら起きています。
従って、夕日の方が、輝くような太陽が周りを染めて、夜にその主役をバトンタッチしていく様子を見る方が、元気が出るのです。
どんな元気かと言えば、さぁこれからよく冷えたビールを飲もうという元気です。
2015年10月9日(金)