沖縄で、父親と息子の関係について、考えさせられました 第84回沖縄訪問(9)
父親と息子は、ちゃんと向かい合って、楽しい酒を飲み、気になる議論をし、家族の悩みを聞くようなことを、日本のお父さん方はしているでしょうか?
【沖縄の心 こころの行方は自然開発か 自然保護か 創造と破壊に悩む沖縄のこころ その9】
2002年9月15日に松葉博雄が、浜比嘉島の玉城精光さんに書いた手紙を読んで、少し、懐かしくなって、感慨にふけりました。
前兼久に帰って、朝日会です。さて今日は何の料理でしょう?
昨日、焼きソバを作ったものの、食べ切れなくて、もう1回分ほど残っています。その材料を活かすために、今日も松葉博雄は、焼きソバを作っています。
ソバにキャベツ、豚肉、もやし、生姜などを昨日と同じ手順で炒めていきます。松田光正さんが、手伝ってくれて、焼きソバをほどよく焼いてくれました。
今日は、米須勇さんが、自分の農園で栽培したパッションフルーツとパパイヤをお土産に持ってきてくれました。朝日会で皆さんで頂きます。
ちょっと上の方で切って、そこからスプーンが入るようにして食べます。パッションフルーツは外側にシワがあると、熟れていることになります。早めのパッションフルーツは、酸っぱいです。
次に頂くものは、島ラッキョウです。
島ラッキョウは、登川喜永さんが自分で作った畑から収穫して、持ってきてくれました。自家製の島ラッキョウです。
片山正喜さんが持ってきた、ペパーミントです。
これを泡盛に漬けて飲むと美味しいのです。皆さん、美味しく飲むために、いろいろ研究しています。
米須勇さん、金城正則さん、幸地新二郎さん、幸地新正さんも一緒です。
今日は、仲程學さんもいます。仲程學さんは、目下、悩みを抱えています。それは、髭を剃るかどうか、今、悩んでいます。朝日会の全員ともが、髭を剃るのに賛成しています。
なのに、悩んでいるのは、どうしてでしょうか?それは、今、担当している重要な仕事である全日本ゴルフ選手権大会がうまくいく前に、髭を剃り落とすと、うまくいかなかったときに、後悔するからです。
今夜もお招きに与り、金城正則さんのお家に行きます。
金城正道さんも一緒です。ちょっと今日はホットな話をしています。それは、親父の世代と、息子の世代に横たわる、ジェネレーションギャップの問題です。松葉博雄にも、息子がいます。松葉博雄にも、親父がいました。男同士の世代は、何かと意識しあって、「それは、違う」とか、「そんな時代じゃない」とかで、親子であっても、親子だからこそ、顔を突き合わせて、衝突することがあります。
今夜の親子の話は、そんなに強い衝突ではありません。ただ、どこでも、どこのお家でも、親と息子との時代の、考えの差のようなものです。
しかし、側で聞いていると、ちゃんと議論していること自体がいいなぁと感じました。親父と息子が、話もしないで、プイと出たきり何年も帰ってこない家もたくさんあります。奥さんやお母さんの役割をする、女性を介してでなければ、意思が伝わらないお家もあります。今夜の金城家では、泡盛を飲みながら、向かい合って、熱く意見を交換し合っているのは、とても健全な家庭だと思いました。
2007年3月10日(土)