沖縄の5月の台風:沖縄に5月台風が上陸するのは、 8月に比べ、9%の確率です。

台風の被害は、風の強さ、波の高さ、海水からの塩害です。第130回沖縄訪問(8)

沖縄には珍しく、5月に大型台風が上陸しました。台風は、海に畑に、大変な被害をもたらしています。台風に襲われた山城興善さんの畑に行ってみます。生憎、山城興善さんは居ませんでした。

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山城興善さんの畑では、台風二号で蔓ものが全部吹き飛んだそうです。ゴーヤの収穫はもう望めそうにもありません。

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台風で痛めつけられたバナナの木は、新しい芽を出すように、古い幹は切り落とします。切り落としてやるとすぐに芽がでるようです。

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ゴーヤがダメになったので、気を取り直して、もう一度ゴーヤの苗を、植え替えています。二ヶ月もすれば、漁網を使ったネットに、ゴーヤが茂り、たくさんのゴーヤの実がぶら下がる光景が見えると思います。

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地を這うように育っている蔓ものは、生きています。冬瓜は無事でした。

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一旦ホテルに戻って、休憩しています。 夕方になると、また朝日会に出て行きます。18時の合図を聞いて、朝日会に向かっています。空は、やや雲があるものの快晴です。

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前兼久のグランドでは、子供達は野球を、お年寄りたちはゲートボールを楽しんでいます。

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朝日会では、今日は会費はいらないとのことでした。

昨日のハーリーに準備した、ビールが沢山残っているからだそうです。

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石川善忠さんと、団らんです。石川善忠さんは、昨日は、かわいいお孫さんを抱いていましたねと、話して、嬉しそうに頷いていました。

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朝日会では、ビールのアテに、これからマグロのステーキを焼くそうです。

芝生の脇に茂っている椰子の木には、椰子の実がたくさん付いていて、椰子の実がいつ落ちてもおかしくない状態です。これに、当たらないように気をつけて、芝生を散歩しています。

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台風の潮風で、木がいくつも枯れています。海の水を、台風の風雨が運び、海の水を植物にかけた状態になり、大きな塩害が起きています。塩害を受けた木は、葉っぱが茶色く枯れかけています。

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マグロの卵も煮込んで頂きます。マグロのステーキができあがりました。

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次々に料理が作られています。

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昨日、前兼久ハーリーで朝日会の台所を仕切ってくれた、宇室久美子さんも来ています。マグロのステーキは、マグロをステーキの肉片に切ってから焼きます。

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大変厚みのある贅沢なマグロのステーキでした。

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山城興善さん、山城武光さんが来られました。山城武光さんは、神戸からのコロッケがとても美味しかったと、好評を頂きました。

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皆さんと、沖縄の風を頬に受けて、体に涼しさを感じながら、美味しいビールを頂いていると、金城正則さんから電話がかかってきました。お誘いの電話でした。お誘いに乗って、今からそちらで行ってみます。

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ハーリーの船小屋のところにみんなが集まっています。青年団の人たちです。久しぶりに見るのは、山城一志さんです。

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青年団の話を聞いて、金城正則さんや山城良一さんの話を聞いていると、話題の中心は、前兼久の地域興しの話をしています。

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地域興しというのは、中々大変なことで、みんなで意見を出し合って、何かありきたりではない新しいことが求められます。

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地域復興の話題は、お酒を飲みながらです。道の駅とか、ハーリーをもっと賑やかにしたらどうかという話は出るそうですが、お酒を飲んだ時だけで、お酒が冷めると誰も言わなくなると言う現実があります

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20時近くなると、前兼久漁港も夕闇が迫って、頭上には三日月が輝き、鳥の鳴き声も収まり、照明灯がくっきりと浮かんで来ます。

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そろそろ、朝日会から金城家に行きます。金城家では、金城正則さんと将棋をします。
考えながらしているので、ご飯が進みません。

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カレーを頂いていますが、カレーが冷めてしまいました。イカスミもでましたが、頂いていません。将棋に熱中しすぎました。

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西瓜とブドウをデザートに頂きました。クレアちゃんがいないので、金城家の夕食はとても静かです。

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銀を獲られないように、金を獲られないように、角を獲られないように、飛車を獲られないように、注意しながら、考えながら、金城正則さんの王手に気をつけながら、将棋を指していたつもりですが、いつの間にか、王将の逃げ場がなくなり、一巻の終わりとなって、ゲームセットです。

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