沖縄の日常生活に浸って 沖縄郷土料理カタハラウンブーを食べたり、応援したり、、
沖縄郷土料理カタハラウンブーの後は、世界バレーボールのテレビ観戦
【沖縄の観光シーズンオフの季節は、観光関連業界には、ため息の出るほど寂しい季節でした その11】第81回沖縄訪問(11)
朝日会へ行く途中
金城正則さんと釣りに行き、雨に濡れて、
服を着替えて、これから朝日会に行きます。
ホテルを出て、朝日会に行く途中で、
上間光元さんの奥様、上間明子さんと
信号のところで偶然出会いました。
先日の朝ごはんのお招きをいただいたお礼を言いました。
前兼久の集落を歩いています。
花が咲き、名前が分からないけれど、
綺麗な花があちらこちらに咲いて、
それを感心しながら感動しながら、
写真に撮っています。
時刻は夕方の6時でしょうか?
村中に届くように、村役場からの放送があり、
「子供は家に帰って、
お父さん、お母さんに今日あったことをお話しましょう。」
と案内しています。
前兼久のグランドを横切っていると、
グランドでは、芝生を植えたグランドの中で、
地域の人たちがゲートボールをしています。楽しそうですね。
私も、ゲートボールをしたいですね。
といっても、やはり神戸ではなくて、
ここ、前兼久で知った人たちと一緒にしたいですね。
朝日会に戻ると、
もう金城正則さんが裁いたお刺身ができています。
今からお刺身をいただくことになります。
神戸にいるときのお刺身は、スーパーで買っても、
近くの魚屋さんで買っても、
魚が獲れたときから、
もう何時間も経過しているはずです。
その間、冷蔵設備で鮮度を保存され、
まるで、獲れたてのように感じますが、
ここ朝日会では、本当に獲れたてなんです。
新鮮なお刺身には、
噛んだときに適度な抵抗感というか、
硬さというか、感触があります。
箸でつまんでみて、弾力があります。
沖縄では、お醤油に、少し酢を足して、
酢醤油でいただきます。
神戸では、ワサビが付きますが、
沖縄ではワサビよりも酢が良く出てきます。
カタハラウンブー
珍しいカタハラウンブーという
お祝いのときにいただく、揚げ物です。
カタハラウンブーは、
楕円形の半分がギョウザのように膨らみ、
半分は煎餅のようにパリッと薄くなっています。
膨らんでいた方には、何かが入っているのではなく、
サーターアンダーギーと同様に、
粉が膨らんで全体に少し甘さを感じます。
お祝いのときに出てくる天ぷらとして、
家庭料理で作られています。
神戸では、蒸しパンを油で揚げたような感じです。
名前の由来は、片方だけが重いので、
カタハラとブーで、カタハラウンブー
と名づけられたと言われています。
朝日会の人たちが、子供のころの時代では、
カタハラウンブーはもっと大きかったそうです。
今は、このカタハラウンブーを
昔どおりに再現できる人は、かなり少ないようです。
カタハラウンブーの名前の由来を聞きながら、
また、昔話です。
沖縄が、戦争で大変な被害があり、
ゆっくりと復興していくころ、
朝日会の皆さんの家庭では、
どんなことがあったのでしょうか?
それぞれ、小学生、中学生の時代の
思い出話を話してくれます。
よく出てくる話は、親の躾の話です。
昔は、子供のころは、親の権威はとても強く、
学校の先生も聖職者として尊敬されていました。
そんな話を、頷きながら、感心しながら、
松葉博雄の幼いころと比べながら、聞いていました。
朝日会で、しっかり飲んで食べた後は、
今夜も金城正則さんが、「家に来ませんか?」
とお招きをしていただいたので、
喜んでついていきます。
金城千賀子さんは、
ゴーヤチャンプルを作ってくれました。
ピーナッツから作る豆腐のような、
ジーマミ豆腐も作ってくれました。
さっき、朝日会でカタハラウンブーを食べたばかりなので、
お腹一杯なのです。
金城さんのお家では、今夜もまた、
バレーボールの国際試合をテレビ中継で見ました。
今日の試合は、男子バレーボールで、
対戦相手は、強敵中国です。
金城家で世界バレーが熱いのは、
金城家の3兄弟がバレーボールをしていたことと
、その繋がりで、
全日本級の選手との交流があるからです。
クレアちゃんは、すっかり懐いて、
松葉博雄の側に寄ってきて、
寄って来るととてもかわいく感じます。
子と孫の違いをよく聞きます。
子は責任があるので、とっても気を使って、
将来を考えて育てていきます。
だから、叱るときには、
子どもが泣くほど叱ることがあります。
孫の場合は、育てる責任は親ほど感じないので、
「かわいい、かわいい」と目を細めてかわいがります。
子どものほうは、親は怖いけど、
じいちゃん、ばあちゃんは甘くて、
優しくて、大好きになります。
親になってみれば、子どもを育てるということは、
とても大変だなぁということが分かります。
明日は、神戸に帰るので、
4日間、毎晩来てご馳走になったお礼を言います。
どんなことが思い出に残ったかを話しながら、帰ります。
ホテルに戻り、東シナ海の海と
遠くに見える残波岬の灯台の明かりを、
ぼんやりと見ながら、また、いつの間にか、
オリオンビールを片手に持っているではありませんか。
もし、松葉博雄の銅像を作ろうという計画が起きた場合、
きっと、片手には缶ビールがあると思います。
ホテルから見る景色は、
向かいの、近くのムーンビーチホテルには、
クリスマスの季節が来たことを告げる
イルミネーションが輝いています。
遠くに見える残波岬にある、
残波岬ロイヤルホテルからは、
なぜか、この季節に、なんでもない日に、
花火が上がっています。どうしたのでしょうか?
明日は、沖縄県知事選挙投票日です。
即日開票の結果、10時過ぎには当選者が決まることになります。
糸数慶子が勝つか、負けるか、ということになります。
2006年11月19日(日)