神戸空港の見送りの姿勢 第81回沖縄訪問(1)
神戸空港の見送りの姿勢は、きっと、サービスの理念がしっかりしている結果だと思います。
【沖縄の観光シーズンオフの季節は、観光関連業界には、ため息の出るほど寂しい季節でした その1】
第81回沖縄訪問は、これから始まります。
今日の飛行機は、神戸発沖縄行きJAL3381便です。出発は、10時30分です。席は、1階の86A席になります。
今日、神戸空港に来て見たことは、神戸北高校の高校生がインターンシップで飛行場で研修を行っていることです。
最近、高校生のインターンシップを我が社でも受け入れたことがありますが、神戸空港でも神戸北高校から高校生をインターンシップで受け入れている様子が見えました。
男子の学生は、改札の入口に立って、切符を「ありがとうございました」と頭を下げて、丁寧に渡しています。受付では、発券の側で、「ありがとうございます」のサービスの実践をしていました。
女子の一部の人は、飛行場の飛行機のすぐ下で、現場で働く人の整備担当者に連れられて、安全ガードを身に着けて、飛行場の飛行機の下を実習で歩いていました。
研修は、何日間続くのか分かりませんが、サービスの勉強に大いになると思います。
松葉博雄が乗る飛行機は、10時37分に出発しました。神戸空港の見送りは、とても丁寧です。
今回の神戸北高校の研修生も、横一列に並んで、ずっと出発を見送っています。
そして、飛行機が少しずつ動き始めると、手を振って挨拶をしています。
後方のほうにももう一列、研修生の高校生を含む、たくさんの職員の方がいました。すぐ手前と後方の2つの列で、見送りをして、手をいつまでも振っていました。このような、見送り姿勢は、きっと、続ければ評判になると思います。
飛行機は、神戸空港から離陸すると、すぐに淡路島上空です。淡路島に差し掛かった頃は、雲の上に上がってきました。雲は、映画で見た氷の海のようです。
なんだか北極か南極の雪原を連想させるような広がりです。ところどころにいろんなおもしろい形が見えます。
四国上空に入ってくると、室戸岬の先が、まるで下から富士山を望むような形に見えてきました。
その先には、雲が広がり、本当に、富士山の上に雲がかぶさっているような、そんな形に見えました。不思議な光景です。これは、葛飾北斎の描く絵のようです。
およそ2時間で、沖縄の那覇空港に着陸し、早速、レンタカーの会社に連絡し、今着いたので、迎えに来て欲しいことを告げます。少し待っている間、空港ロビーの熱帯魚が泳ぐ水槽を見ていると、来るたびに、少し、魚が入れ替わっていることが気がつきます。
魚が、転勤したのでしょうか?サザナミヤッコが、こちらのほうをじろっと見つめて、興味なさそうにあちらに行っていました。
2006年11月16日(木)