勝連半島の伊計島ビーチで、水遊びです。
伊計島ビーチは遠淺で、夏は潮の流れも穏やかで、子どもを遊ばせるには快適なビーチです。 第163回沖縄訪問(10)
伊計島の浜辺は、あまり海水浴客もいなく、静かな海です。
米国軍の人達がここでサーフィンをするようになり、Yナンバーの車が何台も駐車しています。
防風林を突き抜けて浜辺に出ます。
あまり人のいない浜辺です。水も綺麗、今日はここで1日楽しみます。
人が居ないのは、リゾートとしては望ましいのですが、人が居なければ、子どもが溺れないようにするような防御ネットもなく、子どもを海で泳がすには、危険がいっぱいです。
危険と隣り合わせた海の遊びは、全て保護者が責任を取る覚悟でなければ、ここでは泳げません。
伊計島ビーチには、シュノーケリングを楽しめる場所もあります。
しかし今日は、U君とMちゃんがいるので、あまり危ないところには連れて行けません。
片山正喜さんはU君を連れて、沖の方に出て行きます。
U君は昨年片山正喜さんにシュノーケリングを習ったので、今年はさらに上達するつもりですが、どういうわけか息継ぎがうまくいきません。
塩水を少し飲んだようで、からいからいと言っています。
水中カメラで海を覗いてみても、魚があまりいませんでした。
カメラのガラスがくもって、写真がうまく撮れていません。いったん浜辺にあがってしばし休憩です。
孫2人を守る為に、私は、浮き袋をロープで繋いで、孫2人の側でじっと二人の行動を観察しています。
もし、危ないことをすれば、すぐに止めに行く係です。
もちろん、深みにはまれば、すぐに助けに行く係です。
潮は引き潮で、ゆっくりと砂地が表れてきます。
伊計島の浜辺では、潮が引けば少しだけ深みがあっても、そこを越せばまた浅瀬になり、リーフの波の際まで、歩いて行くことが出来ます。
浜辺で日陰を作り、シートを敷いて、休憩所を作ると、買ってきたお弁当を食べました。
お弁当を食べた後すぐに海に入ってはいけないのですが、それを守る人は誰も居なくて、また海に入ります。
U君はパパと一緒に海に入っています。
海に入るときは、出来るだけ肌を隠すような、薄い水着を着ることです。
水着を着ることで、日焼けを防ぐことが出来ます。
沖縄の炎天下で、一日海で遊べば、素肌なら確実に炎症を起こし、水ぶくれになり、夜寝られなくなります。
海に入ると、お互いの連絡はとれなくなります。
それぞれが離ればなれになって遊ぶ事になります。
浮き輪だけでなく、波乗りボートも用意しています。
これは、U君がボードに捕まって、足をバタバタさせる為に用意しています。
U君とMちゃんは、お父さんとお母さんが守っているので、私は一人でリーフの向こうまで行きました。
リーフの向こうに行くと、浅くなっているので立つことができます。
良く日に焼けました。早く帰る理由は、ホテルのプールでまた泳ぎたいと、U君もMちゃんも言っているからです。
とっても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
沢山、思い出を作る足跡が残りました。
この砂に刻まれた足跡は、もうしばらくすると、潮が満ちてきて、消えてしまいます。
足跡が消えても、U君とMちゃんの記憶の中には、今日の伊計島ビーチで、家族の皆と、そして片山正喜さんと遊んだことは、消えることはありません。
名残惜しいのですが、海水浴帰りの車で、国道は渋滞するので、 4時頃引き上げです。
片山正喜さんはそのまま自宅に帰るので、ここでお別れです。
振り返って、浜辺を見ていると、日差しはゆるやかになっていました。
7月の強烈な日差しに比べると、8月の半ばを過ぎれば、日差しも柔らかくなって、直射日光のあの強い力も衰えているように感じます。
ホテルに戻るとギリギリでプールに入ることができました。
7時頃、ムーンビーチの沖の方に日が沈みました。
今日の夕食は、ホテルの最上階の居酒屋で食事です。
ここなら車もいらないので、飲んでも運転の心配はありません。
三線のライブがあって賑やかな音が聞こえてきます。たくさんの料理を頂きました。
2016年8月15日(火)