沖縄風結婚式(前編) 第78回沖縄訪問(8)

沖縄風結婚式は、新郎新婦だけでなく、招待客も主役です。皆さん芸達者で、素人離れのすごい人ばかりです(前編)
【団塊世代?「憧れの移住先」トップ?沖縄に住むを体験?その8】

娘の友人の結婚式は、沖縄那覇市の那覇テラスであります。結婚式の立ち会いはしませんが、披露宴の方へ出席することになっています。

那覇テラスは那覇市の賑やかな場所にあるにも関わらず、都会の騒音と喧騒を忘れさせる程の落ち着いた大人の雰囲気を持った素晴らしいホテルです。

那覇テラスホテルの3階の大広間で結婚式は行われます。時間があるので少し周りを探索してみます。

那覇の街は、村の集落が、そのまま都市になったような、道に迷いそうな都市空間を持っています。その中で、一定の広さを確保することは大変なことです。

披露宴は、夕方7時からスタートで、司会は沖縄のラジオ番組を持っているナンシーさんです。日本語と英語、そして沖縄語を取りまぜて、軽いタッチで進行していきます。

結婚式の参列者は、およそ100人くらいでしょうか、新郎と新婦の縁に繋がる方々、そして、沖縄の友人たちが参加します。

松葉博雄と奥さんの二人は、丸テーブルに座りますが、沖縄方式では、丸テーブルに指定されても、丸テーブルの何処に座るかは自由になっています。

松葉博雄が座った席の周りの方々は、新婦の友人の関係者が集まっています。そうとなると、松葉博雄と奥さんは、新婦の友人ということになるのでしょうか?

沖縄風結婚式のの驚く点は、乾杯の前でも、席に着いたらお酒を飲んでも良いと言うことでした。

新婦は、内科医で、緊急手術の担当をしていますので、なかなか、気丈なところがあります。

何時間も手術に立ち会うことが出来るのですから、体力的にもすごいことです。

二人の馴れ初めなどは、スライドで紹介がありました。人と人との縁というのは、どこにあるやら分かりません。スライドで、二人の馴れ初めを聞いて驚きました。

松葉博雄はお料理に食べられないものがあるので、ホテルにわがまま料理をお願いしました。

恩納の結婚式「那覇テラス」 恩納の結婚式「那覇テラス」
恩納の結婚式「那覇テラス」 恩納の結婚式「那覇テラス」
恩納の結婚式「那覇テラス」 恩納の結婚式「那覇テラス」

まずは、「かぎやで風」、島袋風千尋会のお二人が、沖縄流民族踊りが非常に緩やかなテンポで踊られました。

次に、おめでたい席で、行われる「寿・日本剣道形」を演技してくれました。向かい合った二人は、相手の切込みを受け、その後、切り返します。

静かに、ゆっくりとした動作ですが、これを、急いで速くすれば、芝居や映画の立ち回りになるのでしょうか?

寿・日本剣道形

その間に、新郎新婦はお色直しに退席しています。花嫁、花婿がお色直し中に、舞台では、招待客の余興が続きます。

写真担当のプロのカメラマン達は、忍者風の黒い服を着て、あちこちで、招待客を写真で写しています。

果たして、プロのカメラマンは、写しているところを写されて、気が付くかどうか、写してみました。数人のカメラマンを写してみました。

次に、四ッ竹・鳩間節という曲に合わせて、花笠をかぶった女性2人が踊ります。

これも島袋流千尋会です。先ほどの「かぎやで風」と同じ人が踊ります。

お酒も進んだようで、かなり場内が盛り上がってきました。

次に、飛び入りです。なんと、現役の病院の先生が、日本拳法の演舞を披露してくれました。力強いです。

更に、プログラムに無い、踊りがあります。沖縄の踊りです。

とても可愛らしい男の子で、お母さんに甘えて、甘えて、とても微笑ましい状況でした。松葉博雄の隣に座った方は、新婦が沖縄の米軍病院で1年間一緒に働いた先生です。今日は横浜からわざわざ、子供を1人連れて来ています。

沖縄の結婚式では、暑いときには、男性は「かりゆし」を着ればOKです。本土から来た方は、沖縄で、「かりゆし」を選んで、着ているようです。その点、松葉博雄は、ちゃんと神戸の沖縄専門店「わした」で、奥さんと娘に選んでもらいました。

この後、新郎新婦の奇抜な、まだ見たことも無いウエディングケーキカットになります。

 

2006年8月14日(月)

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