沖縄県読谷村 座喜味城跡の城壁 第76回沖縄訪問(10)
沖縄県読谷村 座喜味城跡の城壁の上に登り、沖縄の風に吹かれる~遠くに残波岬灯台~
【第76回沖縄訪問:沖縄県恩納村朝日会、鰹つり、追い込み漁 その10】
読谷の城(ぐすく)にきています。階段を上って城を後ろに上がってきています。お城の裏は喜名小学校のグランドで広い場所です。城に上る前に、注意書きを見て、思わず足がすくんでしまいます。神戸では見られない注意書きです。
ハブが楽しそうに口を上に向けて「噛んだろか!」と言っているように見えます・・・。注意しながら、ハブが来たら逃げる体制で、階段を上り、海の見える高台に上りました。ここからの景色は、与久田ビーチが遠望出来る素晴らしい景色です。
更に、残波岬、先ほど見た別荘地などが見えます。日当たりの良い、風光明媚な場所です。こういうところであれば、別荘を造りたくなるのもわかります。しかし、綺麗な海は、どんどん生活汚染に汚れ、緑豊かな岬はコンクリートに塗り固められてしまう日もそう遠くはありません。
国立公園か、あるいは自然保護区として将来の子孫に残してもらいたい場所です。あのように緑の山肌を削り、海に迫るギリギリまで土地を造成することに規制は無いのでしょうか?不思議でなりません。海岸線に出てきました。与久田ビーチに繋がる静かな海です。地元の小学生達が、学校帰りか塾帰りか、かばんを海辺に置いて、普段の服の下着のままで、海で、戯れ遊んでいます。
道すがら、見つけたのは珍しいハイビスカスです。
このハイビスカスが、沖縄の元々の原種だそうです。今のハイビスカスは外来種と交配され、改良されています。
次のドライブ先は、座喜味城跡の入り口にある、「読谷村立 美術館」、「読谷村立 歴史民族資料館」です。
陽は照り付けて、暑そうなので、奥さんは車の中で待っていることになり、松葉博雄一人が、お城に行ってみることになりました。
お城は、内地と沖縄では、造り方が違っています。石を使って、城壁を作る事は、似ています。沖縄のお城には、天守閣がありません。
座喜味城跡の城壁の上をぐるぐると回っています。
高台にあるお城の更に城壁の上なので、周囲はよく見渡すことが出来ます。近くには、「ホテル日光アリビラ」、「体験王国むら咲きむら」があります。
座喜味城跡は15世紀の初頭築かれました。城郭の面積は4012㎡です。この大きさは沖縄の城の中では、中規模なものだそうです。高さは120mで丘陵地にあります。石垣の上に立って、青い海と白い雲を見る。風は私の耳に囁くように拭き流れて行く。
「あなたほど幸せな人はいるだろうか?あなたほど自由な人はいるだろうか?」
「風の音は、そのように聞こえる。」
私は答える「誰も幸せなんだ。誰も自由なんだ。幸せと自由は、自分自身で創り、自分自身で感じて、自分自身で続けるものだ。」
風に吹かれて、しばし沖縄の空気に触れて、なんだか思いっきり自由を感じながら、来た道を帰っていきます。
お城を出たら後は、お昼の食事をするか、考えながらドライブ先を決めました。
新しい開発地に出来た、地中海風の白い壁、赤い屋根が立ち並ぶ長浜地区です。
お昼ご飯は、今流行の「長浜ランチ」に行きました。
とてもおしゃれな店です。地中海のような雰囲気です。その隣には、もっと、もっと、セレブな新築の別荘がありました。
お店がよく混んでいて、注文してから、料理が出てくるまで、かなり、待たされました。注文していたビールも忘れられていました・・・。
2006年6月17日(土)