南城市の山の茶屋で昼食です。
南城市の高台からは、百名ビーチが見え絶景地があります。 第148回沖縄訪問(4)
窓を開けて外に出ると、目の前に東シナ海の海が広がります。ここはムーンビーチの海です。
遙か向こうには残波岬が見えます。残波岬の上には、灯台と残波ロイヤルホテルが白く輝いています。
朝起きると、奥さんが朝ご飯を用意してくれていました。
松葉博雄が一人で来るときは、朝ご飯は自分で作っていますが、奥さんと一緒だとご飯を作ってもらえて助かります。
朝ご飯は、解凍したうなぎの蒲焼きと、ワカメ、玉ねぎ、お豆腐の入った味噌汁です。
片山正喜さんと連絡し合って、今日の予定を決めました。
片山正喜さんが企画してくれたのは、南城市の玉城地区です。
南城市の玉城地区には、これまでも何度か行っています。
目指すのは山の茶屋です。山の茶は深い森の中に佇む自然食の茶屋です。
目的地に次第に近づくと、だんだん記憶が甦ってきました。確かにこのあたりに来ました。あのときは、車に自転車をつんで、この辺りにくると、車から自転車に乗り換えて、付近を探索した思い出があります。
思い出す切っ掛けになったのは、三菱自動車工業株式会社 沖縄耐候性試験場の看板を見たからです。
看板には、浜辺の茶屋と、山の茶屋・楽水と、天空の茶屋の3つがあります。これから行くところは山の茶屋です。
階段をのぼっていくと、山の斜面を利用した、木造のカフェがありました。
付近には、山肌にガジュマロの木が深く根を張った、沖縄らしい光景が残っています。
さちばるの庭の標識があったので、山の茶屋に入る前に歩いて見ると、その奥は沖縄式のお墓でした。
山の茶屋・楽水のお店に入ると、席は海に向かって、セッティングされていました。
今は潮が引いて、海の底が見える状態です。潮が満ちて、海水があるほうが、美しく見えそうです。
席について、料理を注文して、松葉博雄だけビールを頂きます。
木造の建物は、窓を利用して、山の茶屋らしく、向こうの海の様子が、まるで山から海を見下ろすような演出をしています。
料理は、観光客向けのお料理でした。これでこんな値段かと思うような値段です。
さちばる定食1600円です。あずきが入ったご飯だったので、あずきの苦手な松葉博雄は、小豆の粒を箸で一粒ずつ取り除く作業をしていると、奥さんが、そんなにしてまで食べなくて良いよと、ストップがかかりました。
ゆし豆腐のお味噌汁には、アーサーが入っています。きっと、この海でとったアーサーだと思います。
天麩羅には、サービスなのか、思いっきり結晶型の塩がかかっていました。減塩中の身には、塩は大敵です。こんな時には、塩の量を自分でコントロール出来たらいいなと思います。
沖縄は台風銀座です。今年も大型台風が二つやってきました。この山の茶屋は、木造作りで、斜面に建っているので、台風の時はきっと心配だと思います。
このカフェは観光客用のカフェだという事がよく分かります。この辺りには、宮本亜門さんの別荘もあります。
店を出る前にお会計です。定食にビールを追加したので、計算が手間取っています。
会計が滞っているあいだに、別のお部屋を見て回りました。今日座った席は、2階席でしたが、1階席もありました。
1階席のテーブルからは、座った目の高さで、外の景色が窓枠から見えるような工夫がされていました。
この山の茶屋は観光客にかなり人気のようで、街の人が喜びそうなしゃれた設計でした。
2014年11月4日(火)