沖縄読谷 すっぽんの養殖事業 沖縄ハムの会長、長濱徳松さんの経営手腕は長寿に繋がる事業展開です。
沖縄ハム(オキハム)の読谷工場では、すっぽんの養殖事業を行っています。すっぽん料理を頂きます。 第146回沖縄訪問(9)
沖縄読谷 すっぽんの養殖事業
金城家で、琉球新報の広告を見ていると、すっぽん料理の広告がありました。
読谷の沖縄ハムでは、すっぽんの養殖を行っています。
養殖数は2万5千匹もいるそうです。
沖縄だと、すっぽん料理は、かなり安く設定されています。
昼食は、金城正則さんに案内して貰い、読谷の沖縄ハムが経営する、すっぽん館に行ってみます。
津波の海抜表示があります。86メートルと書いています。
「レストラン すっぽん館」に来ました。
中に入ると席に案内されて、メニューを見ると、すっぽん料理のフルコースはありませんでした。
すっぽんを使った料理は、すっぽんそばと、すっぽん鍋です。お昼のことなので、すっぽんそばを注文しました。
すっぽん鍋は3300円ですが、今日はすっぽんそばにしました。
とんなんこつ入りの、すっぽん汁定食もあります。1750円です。
すっぽん館では、客席のすぐそばで、野菜の水耕栽培をしています。
野菜工場では、4月20日前後の収穫予定の、ちりめんちしゃ、小松菜、島菜(しまな)が、栽培されています。
すっぽんそばができるまで、すっぽん館の奥にある、さとうきびを絞って作る、精糖作業を見学させてもらいます。
期待したすっぽん池の見学は、許されていませんでした。
なぜなら、すっぽんはとてもデリケートな亀なので、すっぽんが興奮すると共食いもするそうです。
順調な育成の為に、一般公開はしていません。
沖縄初、「すっぽん汁」がありました。
こちらは「チラガー」です。
すっぽん館の裏の、さとうきびを煮込む作業所につきました。これは見せてくれました。
さとうきびを機械で絞っています。この時点で糖分は85%ぐらいにまでなっています。
その後、加熱して煮込んで、そしてどろどろの状態にしていきます。
その後は黒砂糖の形にしていきます。
加工場はこちらです。
オキハムの会長、長濱徳松さんは昭和4年生まれの85歳で、こんなに元気という自社商品を宣伝しています。
神戸ですっぽん料理を頂いたら、フルコースなら1万円もする高級料理です。それが沖縄では、気温が高いので、すっぽんの養殖が順調になり、生育がはやいそうです。
すっぽん料理はこれまで、兵庫県丹波市山南町の、ひさごと、岡山県真庭郡湯原町の、郷緑館の、二ヶ所に行っています。
この後片山正喜さんとドライブに行くので、片山正喜さんは、すっぽん館まで迎えに来てくれました。
オキハムで、金城正則さん達と別れて、片山正喜さんの車で買い物に行きます。
読谷の沖縄ハムの工場敷地の前には、大きな豚や、牛の置物があります。
牛や豚から始まって、さとうきびや、すっぽんの養殖にまで事業拡大が続いているのは、沖縄ハムの会長の、長濱徳松さんの経営手腕です。
2014年4月18日(金)