宮古島 東平安名岬と来間島を結ぶ海岸線、随所にパノラマが広がります。
宮古島の東平安名岬を出て、宮古島の高級リゾート地帯を走ります。 宮古島ツアー 第140回沖縄訪問(18)
宮古島の東平安名岬から来間島までは、
東から西へまっすぐの道です。
宮古島の形は、
単純に言えば三角形の形をしています。
下の地図で言えば、
三角形の頂点が池間島、底辺の左が来間島で、
右側が東平安名岬です。
これから行くところは、底辺の右側の東平安名岬です。
片山正喜さんは、先日、眠たくて眠たくて、
車の中で仮眠していたので、
東平安名岬の灯台まで行っていません。
今日は、お天気も良く、
眠たくもないので、一緒に行きます。
でも、東平安名岬灯台は現在工事中で、
灯台の美しい姿は見えません。
それで、岬の所まで行くのを止めました。
駐車場で車を停めて、今度は遠くから見る事にします。
遠くから見る灯台の方が、
いま工事中の灯台は、綺麗に見えます。
宮古島で鳥の声を聞くと、
とても美しい鳴き声です。
こんな鳴き声に朝、起こされてみたいものです。
まるで新婚ほやほやの、
初々しい若妻の起こす声のようです。
どこから東平安名岬を見ようか、
車で農道をゆっくり進んで行きます。
この農道は、観光バスの来ない、
観光地図にも載っていない農道で、
ここまで来れば、東平安名岬の灯台の
工事をしている姿は隠されて見えます。
今まで、東平安名岬の景色で、
見たことのない景観の場所に辿り着きました。
高台から見ると、
眼下にはサトウキビ畑が広がっています。
サトウキビの穂は、
風が通る度に風の通る道を、
サトウキビ畑全体で描いています。
その先には、ため息の出るような、
白い砂浜が広がり、湾曲した浜辺を作っています。
その先の先端に、
先ほどの東平安名岬の灯台がかすんで見えます。
右側に目を転じると、
白い波が押し寄せる岬が、
幾重にも続いて見えます。
この海岸線は、これから行く予定の
来間島に来間大橋で繋がっています。
海岸線に沿って、ゆっくり車を走らせると、
至る所に珊瑚礁の海と、
岬の美しい景色が続きます。
この辺りは高級別荘用分譲地になっていて、
一区画は広く、どこからも海が見えるような
オーシャンビューの土地です。
一戸建てを建てて住むような場所に今開発中です。
見た目は確かに綺麗ですが、
いざ実際に一戸建てを建てて住んでみると、
家の掃除は自分でしなくちゃいけないし、
庭の草が生えたら草むしり、
家が傾いたら家の修理が続き、
せっかくバカンスに来たのに、
することが家事ばかりで、
何のためにリゾートに来たのか分からなくなります。
途中、色々な観光スポットがありました。
中でも驚いたのは、とっても素晴らしい温泉です。
温泉の名前は南西楽園の「シギラ黄金温泉」です。
こんなところにこんな立派な温泉があるのなら、
宮古島天然温泉で手を打つのではなかったと、今更反省です。
シギラ黄金温泉は、一日2000円で、
露天風呂、展望風呂、サウナ、ジャングルプール、
スイミングプール、カフェテラスなどが利用出来ます。
あぁ惜しかった惜しかったと、
片山正喜さんと残念がりました。
シギラ黄金温泉は、地下1250mから
日量800tの良質の黄金の湯が湧き出ているそうです。
少しでも中に入って様子を確認しようと、
車を停めて受付に向かっていきます。
受付より中は温泉施設なので、
ちょっと見るだけでも
、風紀上中に入れてもらえません。
車で周りをぐるぐる回り、
雰囲気だけをあじわいました。
この近くには、ドイツ文化村があります。
ここにも寄ってみたかったのですが、
段々日暮れが近づいて来たので、
来間島の方へ急いで向かいます。
2013年2月17日(日)