伊平屋島は、何もない所です。あるのは豊かな自然です。水耕地帯があるので、野鳥も沢山飛び交っています。伊平屋島訪問記(9)
伊平屋島(いへやじま)は、豊かな自然のある島です。水耕地帯があるので、野鳥も沢山飛び交っています。 第138回沖縄訪問(12)
人工物を探してみても、伊平屋島は何もない所です。あるのは豊かな自然です。水耕地帯があるので、野鳥も沢山飛び交っています。
島尻地区と我喜屋地区の境にある、屋蔵大主の墓をお詣りしたら、次は我喜屋地区の前泊港に行きます。
離島ですから船が頼りです。生活物資や人を運ぶ大切な役割はフェリーボードの伊平屋号が担っています。
伊平屋号は、出て行く所でした。9時出航です。
中学校の部活関係者が見送りをしています。本島に遠征に行く選手の応援です。頑張れよと言っています。
なんの部活か、着てるシャツを見てみると、排球部だそうです。地元の期待を背負って出て行きます。
前泊港の向かいに、民俗博物館があるので、伊平屋島の歴史を学ぼうと思い、行ってみます。
ああ、残念、会館は10時からなので、10時にならなければ、入館出来ないので、残念です。
灯台のある、島の端の、北の方向に向かっていく途中に、また神社を見つけました。
どうもこの辺りに、地元の沖縄の神様より大和風の神社が多く見受けられるのは、大和の影響でしょうか?
前泊集落センターの前を通っています。島の各地区の集落には、住民の皆さんが集まって、集会を開く事が出来る、上屋が整備されています。
少しずつ集落から離れて、村はずれに向かってる途中で、またまた発見です。
ヤシガニによく似たヤドカリが轢かれている姿を発見しました。
見たところ、ヤシガニと思ったら、よく見て見ると、ヤドカリです。
しかし、ヤドカリの貝殻はみあたりませんでした。
昨日に続き、今日も、道路にヤドカリが車に轢かれている事故の現場を見ると、この島には、ヤシガニやヤドカリが沢山いることが分かります。夜中に轢かれているんです。
村の人達に、夜道の車の走行は、ヤシガニやヤドカリに注意を払うように、お願いしたいものです。
ヤドカリは、海辺にも、陸にも生息しています。
ヤドカリは、繁殖時に海に出なければ、繁殖が出来ないので、丘から海へ移動中に、車に轢かれる事もあります。
県道179号線を北に走っていると、離島としては比較的大きな川があります。
田名を通った辺りです。水の豊かな川があって、そこに平地があれば、稲作をする水田が拓けます。
黒毛和牛も育てられています。牛を飼うと、有機肥料が出来ます。有機肥料は畑や水田を肥やします。
伊平屋島は稲作地帯です。ここだったら二毛作です。沢山稲が穂をつけています。
沖縄としてはとっても珍しい光景です。
牧草の草を植えている所もありました。柔らかい草です。風が吹くと風の波が立つほど柔らかい畑です。
伊平屋島は水田地帯があるので、稲作を学ぶ研修所がありました。
ここでは、田植えから収穫まで、稲の成長にあわせて、農業体験が出来るようです。
2012年7月14日(土)