沖縄 本部(もとぶ)町 仲宗根青果店 息子さんがお店を継いで頑張っています

投稿No:9633

沖縄本部町 仲宗根青果 息子さんがお店を継いで頑張っています

沖縄本部町にある仲宗根青果店は

古くからお付き合いをしています。

仲宗根青果店の親父さんは、

息子さんにお店を任せて今は、

第一線から退いているようです。

今年は、台風が長引いたために

マンゴーは出荷が止まり、

そのためマンゴーの価格は暴落しています。

こんな値段は、今、店頭だけの値段です。

完熟マンゴーは、日持ちがしないので

地方発送は出来ません。

息子さんの代になって商品が良くなりました。

特にマンゴーの質が上がったように思います。

これを言えば、前の方が悪かったのかと

いう事になりかねませんが

前の親父さんの代でも、

いい商品をきめ細かいサービスで

提供してくれていました。

仲宗根さんは誠実で確かな仕事をされる方なので

長年、お付き合いをしてきました。

(過去ブログ:沖縄仲宗根商店から届いたゴールドバレルパイン

突然訪問したので、

若い息子さんはびっくりしていました。

名刺を渡して、自己紹介をすると、

息子さんは、松葉さんのことは

自分の小さい時からきいていました。

とても長い間、

仲宗根商店に注文をしてくれているので

自分の代になっても、

しっかりいい商品をお届けしたいと思っています、

と、力強い引継ぎの挨拶に聞こえました。

よく気が付くなあと思ったのは

話をしている間に、

私に手土産を選んでくれたことです。

奥の方から、大きなパイナップルを二つ、

袋に入れて、渡してくれました。

私も、何か買わないとと、思い

スイカを選んでもらうことにしました。

仲宗根商店に並んでいるスイカは

このあたりの今帰仁村のスイカです。

スイカと言えば今帰仁、と言われるほど

沖縄では今帰仁のスイカが有名です。

どれか、美味しいスイカを選んでくださいと

お願いすると、任せて下さい、

絶対美味しいスイカを選びます、と言って

店先に並んでいるスイカを叩いて、

美味しそうなスイカを選んでくれました。

スイカの選び方は、

片方を叩くだけでなく、

両手で左右からスイカを叩いて、

その反響をスイカの美味しさの判断にするのが

プロのやり方です。

スーパーではスイカを切り売りしているので

一目で、熟れ具合や赤みの濃さまでわかりますが

丸いままのスイカは、

本当にこれが一番かどうかなんて

切ってみないと分からないのです。

しかし、全部切ってみて

切り口から、判断して

これが一番良く熟れていますという

そんな選び方はしてもらえません。

これが美味しいと言われれば

それを信じるのが普通です。

不思議なものが売っていました

「やまくにぶ」と書かれている

干し草のようなものが売られていました。

これはなんでしょうか?

「夏の虫除けに!」と書いてあります。

調べてみると、これは、沖縄で古くから

衣服の虫よけに利用されている香り草だそうです。

ヤマクニブーは「モロコシ草」のことで、

沖縄では海岸付近に自生しています。

刈り取ったヤマクニブーは、

釜で蒸しあげたあと、軒下で干して

しっかり乾燥させることで、

独特の香りを放つようになるそうです。

沖縄の昔ながらの市場では、

1年に1度必ず

このドライフラワーの束が店頭に並びます。

高温多湿の沖縄では

昔から重宝されているのだそうです。

(参考:トラベラーマップ

昔からの知恵が詰まっています。

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