沖縄県恩納村への沖縄旅行 その3「2日目~伊江島沖の魚釣り~」

昨日の朝日会での時に、金城さんから、明日は魚釣りに行こうとご案内がありました。とてもラッキーと思い、是非お願いしますということになりました。

朝起きてみると、天気は晴れで、魚釣りには絶好のお天気です。これから行く予定の場所は、伊江島の沖です。金城さんの船の前で朝8時に集まります。とても嬉しいので、自然と朝目覚めました。カップラーメンでさっと朝ごはんを済ませ、漁港に向かいます。皆さんすでに集まって来ています。

船は今日は二隻出ます。それぞれ皆さん船に乗って出発です。今日の魚釣りは沖縄の県魚と言われるグルクンのさびき釣りです。さびき釣りというのは、糸の一番先に網籠をつなぎ、その籠の中にオキアミ海老を入れて、船から海の底のほうまで糸を伸ばします。

底に着いたら少しだけ巻き戻し、少し竿を振り上げます。そうするとオキアミが海中でばら撒かれるようになり、そこにグルクンが飛びついてきます。それを釣り上げる釣り方です。

 


 

恩納漁港を船に乗って出て行きます。5月のすがすがしい風を切り、これから行く伊江島へと船は快走して行きます。今朝の海は波も穏やかで、船は飛沫を切って、恩納村を右手に見ながら、本部の方向に向かって走っています。

なんだか釣りバカ日誌に出てくる主人公のような気持ちになり、いかにも釣り一筋のような気持ちになり、嬉しくなりました 。

船には魚群探知機が設置されていて、それぞれの場所で、水深がすぐに表示されます。だいたい30mから35mぐらいの深さの海で、釣りを始めました。

グルクンは群を成して泳いでいます。もちろんグルクンだけではありません、色んなものが釣れます。

 


もう一隻の僚船と海上で集結し、エサとか補給の交換をしています。波は鏡のように穏やかで、これだと船に弱い人でも船酔いはないと思います。もちろん、松葉博雄もこれまでのところ船酔いを感じていません。

船上でのやりとりは、船を上手に近づけ、ぶつからないように接近させ、手が届くほどのところにくると、トモを出して、しっかりと連結しておきます。

波に流されないように、繋いでおかなければ、意外に海の水は速く流れてきます。今日のオキアミはブロック状に凍結しています。これを少しずつ解けるのを上から剥ぎ取るように取っていき、さびき釣りを始めます。

さびき釣りはあまり上手下手がないように思っていましたが、それがちゃんと上手下手の差が出てくるんです。私は最初の頃は、あまり成果が出ていませんでした。

そこで、指導を受けて釣り方を変えてみました。まず、船の場所を変えただけでも当たりが変わってきました。

次に、深さもおおざっぱな見当からちゃんと確かめて、底に着いたら少し手繰り寄せて、その時に竿を振り上げるように1回上下させました。

そうすると、しっかりとグルクンが喰いついてきました。今日の天気は晴れです。波は静かで風もあまりありません。真夏のような日差しです。

船から見る本部近辺の海の色を見てください。須磨の海や、大阪湾、神戸港の海の色とは明るさが違います。

これはマリンブルーと言うのでしょうか。もう青いバケツに水を張ったようなきれいさです。さて、この後、今日の成果はどのようになるのでしょうか。次に続きます。

 

2005年5月5日(木)

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