名古屋の熱田神宮の「宮」から頂いた「宮鍵」さんで、味噌煮込みの名古屋コーチン鍋とひつまぶしを、松葉博雄の奥さんと、娘と娘の友達のあやちゃんの4人で頂きました
新幹線を使って、名古屋まで出掛けて、中部圏の食べ物や会社訪問、景色、文化などを探索します(3)
サービス係の主任さんが、鍋奉行を仕切ります。
銅の鍋に鶏の脂を敷き、焦げがつかないようにします。
味付けは、名古屋の八丁味噌です。
この味噌煮込みの味が、「宮鍵」の秘伝で、持ち帰り不可と言われました。
味噌味ですが、相当甘みが感じられます。
味噌が熱くなってくると、主任さんが、鶏肉を始め、野菜、豆腐などを入れて、煮え具合を確かめ、よければ「食べてもよろしい」というゴーサインが出ます。
生卵を取り皿に割って入れて、卵味ですき焼きのように頂きます。
京葱のような葱の白い部分を煮込んで、味付けをします。
甘すぎるなぁと感じながらも、美味しく頂きました。どんどんビールが進みます。サービス係の主任さんに、当たり障りのない話として、「宮鍵の由来は、何ですか?」と、尋ねてみました。
「宮」とは、熱田神宮の宮です。鍵とは、熱田神宮に仕えていた人の名前の一文字です。その方が、熱田神宮から宮の一文字を頂き、自分の名前を付けて、味噌煮込みの料理を始めたそうです。
かなりお腹が張ってきた頃、締めのひつまぶしが出てきました。
これを特別の味付けをしている出汁でお茶漬けにします。
ビールとお茶漬けは、ちょっとケンカするかなと思いながら、後で後悔しないように、お茶漬けも食べることにしました。
すると、美味しいのです。お腹の中で、ビールがケンカしませんでした。
畳敷きの座敷で食べる鍋物は、だんだんと膝が崩れ、座り方が変わってきて、足の裏がもぞもぞするような、痺れも感じることもあります。
主任さんが偉いのかと思ったら、そのまた上の部長さんがいて、この部長さんが、とてもよく気が付く方で、それぞれの座敷を回り、あんじょうよく、お客さんが寛いでいるか、見て回っています。
松葉博雄も、感じたことですが、この部長さんも感じたようで、「どこかで見たような方ですが、どなたでしたでしょうか?」と尋ねられました。
「宮鍵」のサービス係は、全員女性です。しかも、社歴の長い方が多く、部長さんだと、25年も続いているとのことです。
名古屋の味噌煮込みの名古屋コーチンと、ひつまぶしを食べたので、一応は、名古屋に来ましたよという気分になりました。
あやちゃんは、車の運転があって、お酒を飲めないので、2次会は設けていません。
名古屋マリオットアソシエホテルまで一緒に車で帰り、ここでお別れです。
ホテルのロビーに飾ってある、クリスマスツリーのような大きな花飾りは、本当の花なのか、模造品か、触ってみて確かめてみましょう。
こんなにたくさんの花を、生の花で飾れば、相当な花の量です。触ってみると、本物でした。
カサブランカの花の匂いは、近づくと、すぐに分かるほど、本物でした。
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2009年6月23日(水)