秋来ぬと 目にはさやかに見えねども クワズイモの光におどろかれぬる
秋分の日が過ぎて、季節はゆっくりと、秋に向かっています。
名残惜しいのは、夏です。松葉博雄は、夏が好きなので、ハイビスカスの花やクワズイモの葉は、鉢植えにして、寒くなったら、部屋で避寒するようにしています。
今日の定休日を、研究論文の作成のために、家で考え事をしながら過ごしています。
定年退職をすると、サンデー毎日と言われていますが、一日中家にいると、つい、ビールを飲むか、テレビを見るか、何かに依存してしまいそうです。
窓から外を見ると、そろそろ夕暮れ時です。
クワズイモの葉に、西日が当たり、鮮やかにクワズイモの大きく開いた葉に、網静脈が見えます。
いつか読んだ本に、長らく刑務所に入っていた人が、出所して、若葉を見たとき、こんなに自然は美しいのかと、改めて驚いたことを書いていました。
なるほど、西日に当たるクワズイモの葉は、本当に美しく感じました。
まもなく、部屋に移し替えるその日まで、しっかり太陽の光を浴びて下さい。
2008年10月初旬