ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道は、常石ホールディングスが経営するリゾートホテルです。
ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道 リゾートホテルです。造船会社(常石造船)は土地、人、造船技術、海での遊び方などの経営資源で、リゾートホテル(ベラビスタ境ガ浜ホテル)のサービスを提供しています。広島県尾道の旅(3)
リゾートホテル
「リゾートホテル ベラビスタ境ガ浜」へやってきました。
広島県尾道市にあります。
尾道市になっていますが、糸崎地区です。
糸崎は、古くは下駄などの履き物の街で、
戦前及び戦争直後には、
塩田の町でもありました。
後ろに山、前に瀬戸内海が広がる、
モダンな装いのリゾートホテルです。
ベラビスタ境ガ浜ホテルは、
(神原勝成社長)の事業部のひとつである、
サービス事業部門です。
造船会社が所有する土地、人、造船技術、
海での遊び方などの経営資源は、
他の競争企業のホテルに対して、
差別化をする優位性を持っています。
ロビーには、バースペースや、
グランドピアノが置いてあります。
ベラビスタ境ガ浜リゾートホテルのすぐ前には、
常石(ツネイシ)造船所があり、
ヨットハーバーが築かれ、
夏にはマリンスポーツが楽しめるように、
遊覧船、レジャーボートなどが係留されています。
これこそリゾートホテルです。
造船会社がリゾートホテルで
サービスを提供するとはよく考えたものです。
元々は、造船所の重要顧客を接待する施設が、
リゾートホテル運営に転じたようです。
常石造船は、世界の造船量ランキングで107万トンで18位、
日本ランキングだと、
今治造船グループ、ユニバーサル造船、三井造船、
新来島どっくグループ、三菱重工業、
大島造船所、名村造船所に次いで、8位です。
劣位となった日本の造船所、
“日の丸造船業”の活路は、
どうなるのか、各社とも模索中のようです。
常石造船では、
アジア各地で「100年続く造船所」を目指しています。
フィリピン セブ島では、道路、病院、学校を建設し、
食料品や雑貨などの店が建ち並ぶ市場まで作っています。
そうなると、世界各地から、本社のある尾道に、
ビジネス客が来るのも当然です。
ビジネス客がくれば、
おもてなしの施設も必要です。
リゾートホテルの中には、
スパ&エステ作願があります。
リッキー君は、これまでの所、
人前では大泣きをしなく、
良い子で通しています。
リゾートホテルの部屋からは、
瀬戸内海の湾のようになった
穏やかな海を一望できます。
沖縄 屋我地島にかかるわるみ
大橋からの景色にも似ています。
すぐ前にある小さい島が百島で、
後ろにある大きな島が向島です。
なるほど絶景で、シーズンオフの平日だから、
予約が取れたものの、
シーズンになると、たとえ平日でも一杯で、
ましてやシーズンの土日・祭日などは、
かなりの予約状況のようです。
部屋のスペースは一部屋が広く、
あまり沢山のお客様の
受け入れを考えていないようです。
夕暮れの頃、しばし瀬戸内海に沈む夕日と、
夕日が映える瀬戸の島々の光の移り変わりを、
松葉博雄と奥さんは、堪能しています。
ヨットも、レジャーボートも、
マリン施設自体も、不具合が出れば、
すぐ側の常石(ツネイシ)ドッグで、
修理修繕のサービスが受けられます。
参考文献:週刊ダイヤモンド 2011年1月15日号コラムより
2011年3月3日(木)