青少年教育:久高島の留学センターでは、街の子供たちが久高島に留学生として受入れ、自然を守る大切さを教育しています。(11)

青少年教育:久高島の留学センターでは、街の中学生を久高島に留学生として受入れ、自然を守る大切さを教育しています。 第121回沖縄訪問(11)

久高島の留学センター

青少年教育をしてる久高島は、街の中学生を久高島に留学生として受入れ、

自然を守る大切さを教育しています。

とても良い青少年教育をしているなぁ、と思います。

ハイビスカスが、今日限りの命を惜しんで、次第にしぼんでいく時に、

月は東からのぼり、ハイビスカスを見送るように輝いてきます。

月の光は、夕日を浴びて、赤く輝いてはじまり、次第に冷めた青色に変わっていきます。

その頃には、ハイビスカスはすっかり今日一日の命を終えて、

五弁の花びらを絞るように巻いて、静かに枝から離れて行きます。

久高島は元々、神の島として、沖縄の中でも最も精神的に域の高い、

ステーシャルだと思って来ました。

明治政府になって、地租改正があったときに、久高島については

税を取るということに対して、

「久高島は、神の島である。神から税金をとるのか」

と抗議したところ、租税免除になったということです。

現在でも、租税はごく少額の租税になっています。

日本の神道の総本山は、出雲大社ですが、出雲大社には毎年神事があって、

もう一つ、イラブー漁と、日本の古代神道のしめ縄との関わりを聞きました。

久高島の、神を迎える火をたく行事というのが、かがり火をたく行事が

九月の末にあるということです。

これも、調べたら分かると言われました。

聞いてみれば、なるほどと思える構想ですが、なかなかできないことです。

内間豊さんは南城市の市会議員さんになって、村に泊まる施設だとか、

久高島留学センター、港、あるいは食事施設を1セットにして、沖縄県に提言し、

地方債を発行してもらい、島民と旅行者が両立できる施設を、

建設したことを聞きました。

久高島留学センターは、街から、中学生の子供たちを預かり、久高島の自然の中で、

のびのびと自然に溶け込んだ、生活体験を通して、教育をしています。

そして、ウミヘビのイラブーを獲って、それを燻製にして、

神の島のシンボルにし、イラブー漁を復活させたと言うことを聞きました。

村おこしの方法も聞かせてもらいました。

 

22時半頃まで、酒盛りは続き、酒盛りが終わった後、今夜は満月なので、

片山正喜さんと自転車に乗って、浜辺に行って月を見ることにします。

久高島には、街灯がありません。

月の明かりが頼りで、それが、満月とはこんなに明るいのかと、思うほど、

闇夜を照らしてくれます。

でも、泡盛をたくさんのんで、足下がふらふらしているので歩行注意です。

浜に出て、砂浜に寝転がって、東からかなり頭上にあがってきている満月を、

月の光だけで見ています。

海の、潮水は、月の光を反射させ、島全体を明るくしているように、見えます。

久高島から見る、満月は、本当にキレイな月でした。

月の光がこんなに明るいのかと思うほど、明るい浜辺で、しばらく見とれていました。

2010年8月25日(水)


←前へ:第121回沖縄(10)

→次へ:第121回沖縄(12)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください