松葉眼科とさんプラザコンタクトレンズの合同従業員慰労会 その1
2004年も押し迫った12月18日の夜、恒例の従業員慰労会がおこなわれました。
例年どおり、眼科とコンタクトの合同開催のため、多くの従業員が集まり、開会前からくじ引きによる席決めがおこなわれ、早くもにぎやかな雰囲気になってきました。
誰の隣に座るのかなぁとドキドキしながらくじを引くと、やっぱりあの人の隣だったと思った人もいれば、一緒に座りたかった人と少し離れてしまった人もいるようで、ちょっとの距離でもお互いに手を取り合って「またね」と言っていました。
前回は6月開催のため、黄昏時の景色がよく見えたのですが、12月にもなると日が短く外は真っ暗です。もうしばらくすると冬至となり一年の中で一番夜が長い日が来ます。それから先は春に向かってどんどん日は長くなってくると思います。
大丸の方向は今、ルミナリエをおこなっています。たくさんの明かりが震災の被災者の心を暖めています。
さて、今回の司会はコンタクトレンズからは男子のO君、眼科からは女性のYさんの二人が進行役を担ってくれています。
プログラムの最初は当然開会の辞から始まるわけですが、なにしろたくさんの人の前で注目を浴びているわけですから、胸はドキドキ、緊張しながら司会者が開会の宣言をしました。
次に院長から皆さんにご挨拶がありました。今年の話題の文字は災害の「災」という字が清水寺の管長から発表がありました。
そういえば台風もよく来ました。6月からどんどん台風は上陸し、三宮の地域も2回ほど早仕舞いで帰ることもありました。
新潟の地震の時には、10年前の神戸の大震災のことをつい思い出しました。「災」という言葉から今日の慰労会のスタートを切ったのはさすがだなあと思います。
どういうわけか、阪神球団が昨年に比べて沸かなかったことも、院長から見ると「災」につながるようです。
挨拶のあとに、主任のTさんから乾杯の音頭が発せられました。この乾杯の音頭は難しいのです。その場その場の状況に合わせて、何を言えばいいのか考えなければなりません。
ビールを前にして長すぎてもいけませんし、ピントのはずれた短いことを言ってひんしゅくを買ってもいけないし、適当な言葉を適当な長さでうまく切り上げることが乾杯の音頭に求められる役割です。
今回の乾杯の音頭は、メルスの躍進を主題としてこの競争の激しい三宮市場の中で、眼科とコンタクトレンズには、今日も多くの患者様、顧客がいらっしゃったことを感謝して、さらにこれからの年末・年始の従業員一同の奮闘を誓い合いました。
しばらく時間をおいて、お食事をいただきました。東天紅は中華料理のお店なので出てくる料理は最初は中華風のオードブルからです。次に炒め物が続きました。
正面に向かって左側にはアルコールを中心とする飲料のサービスコーナーが用意されていて、ビール、ワイン、紹興酒、水割りなどのお酒のほか、ウーロン茶、ジュースなどがずらりと並び、いずれも飲み放題の体勢をとっています。
さぁ飲むぞ!と言えば、いいですよ!しっかり飲んでください!と言ったあうんの呼吸が整っています。
しばらくは、食べながら、飲みながら、隣の席や隣のテーブルにビールをついで回ったり、今日の忙しさのことをテーマにした雑談が続きました。
東天紅のお店は19階なので、六甲山の山並みとそれに続く東から西への光の広がりが美しく輝いて見えます。稜線は空と地上をはっきりと区別するように日の沈んだ日没後でもはっきりと見えました。
しばらく光のファンタジーに見とれながら、この一年の思い出にひたっていると、「社長!まぁひとつ、まぁ一杯」と普段ならお酒を勧められるところですが、今日はパーティーが始まる前にあまり飲ませすぎないようにという、『当局』からのお達しもあり、本当に誰からも進められませんでした。
さて、いよいよ、お楽しみの年忘れかくし芸大会の始まりです。わが社の年2回おこなっている慰労会のアトラクションのレベルはだんだんと向上し、これが楽しみで、これが見たいから、と思っている人たちがたくさんいます。つまり、期待値がどんどん上がります。
この期待値がどんどん上がるとそれに対して結果としてのパフォーマンスもレベルが期待以上にならないと、観客満足となりません。したがって、見るほうも熱が入り、出演者も事前の猛練習をこなし、複数で出演する場合はチームワークがそろうように鏡のある部屋でそうとう練習しているようでした。
さて、いよいよ始まります。
2004年12月18日(土)